今日は表のブログの方でこっちっぽい雑談記事だったのですが、その理由は世界まる見えを見て『そして船は行く』と『ワールドヒーローズ2』を宣伝したくなったからだったり。
雑君保プ先生の作品は画力はお世辞にも高いとは言えないけれど(というかファン視点で見てもヘタだけど)、そのギャグとシナリオは絶対にもっと評価されるべき作家だと思うので。
というかワールドヒーローズ2は自分の好きな漫画ベスト10に入る作品で、原作であるワールドーヒーローズというゲームは『様々な時代の英雄たちがタイムマシンで集められて対戦する』という設定の対戦格闘ゲームで、格闘ゲームだからストーリー性はあまりないわけだけど、この漫画ではキャラクターの一人であるドイツ将校のブロッケンが祖国の敗北という未来を知ってしまったことが発端となり、タイムマシンを奪い歴史の改変を行おうとして他の英雄たちと戦うことになるという半オリジナルストーリー。
ブロッケン(敵側)につくのが1作目のラスボスであるギガスにワールドヒーローズJETの新キャラだった切り裂き魔ジャックと三国志の呂布という人選もいい感じで、またジャックのキャラクター性がギャグとシリアスの混ざり具合が秀逸でサイコな殺人鬼でありながら憎めずに非常に親しみを感じるという奇妙な人物造詣。
ていうか本当にこの悪役4人が良い味だしてて、変身能力を持つギガスに戦術に長けた参謀ブロッケン、一騎当千の戦闘力を持つ呂布と神出鬼没の殺人鬼ジャックという4人が少数精鋭で確実に歴史を改変させようと暗躍するのが見ていて燃えるの何の。
登場キャラのほとんどがいわゆる正義側につくので、結果的に戦力比が4倍以上ある状況なのに全然そんなことを感じさせない暗躍っぷりで物語の展開も終盤まで二転三転するし、ギャグを織り込みつつストーリーが進みながらも何気に真面目に心に残るセリフやシーンも多く、最終巻は最初から最後までクライマックスってテンションで超盛り上がるしで全5巻(1巻はギャグの短編メインなので実質4巻)でよくここまでのストーリーを書いたなと感心の作品でした。
……と、10年以上も前の作品なので多分に思い出補正も入っている感ありですが、古い作品だけにブックオフで105円で売ってたりするし、全5巻で読むのにそんなに時間もかからないので漫画喫茶などで見かけたら読んで見てください。
それでは、また明日。
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