ついにこの日がやってきた。急遽旅行が決まったのが約一ヶ月前。2月のはじめに休みが取れそうだったためどうせなら昔からの夢だったルート66を走りに行こう!!と思ってしまったためだった。
ここからの一ヶ月間インターネットでいろいろ調べ飛行機のチケットの予約・レンタカーの予約・初日のホテルの予約等全ての事ををパソコンと携帯で行い準備を進めていった。この準備の時間がとても楽しく一ヶ月があっという間にすぎ旅行当日を迎えることが出来た。海外でのはじめてのドライブそして全ての手配を旅行代理店を通さず個人手配で行う旅行。まったく英語が話せない。と不安な事だらけの旅行だけど思う存分楽しんでこようと成田にむかった。
2月4日 03:00
時差調整の為寝ることをやめ一晩中起きている事に。旅の支度を整え少し早めに出発。10時に成田行きのバスに乗るためJR沼津駅へ
沼津駅から約4時間のバスの旅。中はガラガラ・・・ やはりこの時期はすいてるねー
快適なバスの旅となりました。
2月4日 14:00
成田に到着。ここで友達と待ち合わせている為時間をつぶす為成田空港内を探検。日常から離れた気分になれる空港が大好きです。
ここでmixiでしりあったchiroさんに連絡を取ることにしました。chiroさんとはmixi内で同じ日にラスベガス旅行をするということでメッセージのやり取りや情報交換をするようになった仲で飛行機に乗る前に近くにいるんじゃないか?ということで連絡を入れてみることに。
残念ながら空港では乗る航空会社が違うためターミナルが離れていて出会うことが出来ず残念な結果となってしまった。ただこの後あんな偶然が待っていようとは・・・
2月4日 16:00
無事友達と合流しチェックインへ。
いままでツアーの旅行しかしたことが無かったので知らなかったが、今のチケットって紙一枚なんですねー
eメールで送られてきた飛行機の行程が書いてある紙をチェックインのときカウンターで見せるだけで済んでしまい、もし無くしたとしても航空会社の方でデータを管理しているので問題ないそうです。この制度eチケットって言うそうです。便利ですねー。
出国審査も無事終わり日本の出国完了。今回乗る航空会社はシンガポール航空。インターネットで往復56000円と格安な値段だった。(値段だけで言えば大韓航空の25000円が最安値だったが・・・)
とにかく世界一と言われるシンガポール航空のサービスを体感できると期待して機内へ
機内には飲料系の物はまったく持ち込むことが出来ずセキュリティーがかなり厳しくなっていました。
これは和風の機内食です。うどんがついていました。
真ん中の二つのカップは、一つはうどんのつゆ。もう一つは水なんです。水がこんなカップに入ってきました。
味は十分美味しかったですよー
これは到着直前にだされた朝食です。オムレツやウインナーなど洋食中心になっています。
それにしても機内に飲み物を持ち込めないのはつらい・・・
のどが渇いても自由に飲むことが出来ない。こまめにキャビンアテンダンドがまわってくれて飲み物をくれるがそれでもやっぱり不便です。ペットボトル持ち込み付加なら航空会社が安全なペットボトルを提供してくれればいいのに・・・ などと思いつつ約9時間のフライトをへて無事ロスアンゼルスの空港に到着。いよいよここから車での旅が始まります。
入国審査では事前に覚えておいた サイトシーンとシックスデイズ のふた言を繰り返し無事通過。機内で入国審査の書類の書き方を教えてくれた隣の席のおじさんありがとう!!!
旅先でのやさしさはうれしいですねー
2月4日 11:00(時間が戻っている)
空港をでてハーツのシャトルバスに乗り込みいざハーツへ・・・ と思ったとき日本人の団体が大きな荷物(ゴルフクラブ)を10個以上も持ってバスに乗り込んできた。この団体の荷物を乗せ終えるまで約10分間その場で待たされることになってしまった。バスの中はその団体に占領されてしまった。しかも、写真やビデオカメラを撮り大声で話している・・・・・・
バスは5分ほどでハーツの営業所に到着。車の手配は日本でやっておいたので何事も無く今回の相棒 フォードのトーラスと対面をはたした。ここでもう一つの壁である追加ドライバーの登録。追加ドライバーだけは現地で行うしかなくカウンターに行き友達の登録を行う。
国際免許書と日本の免許を見せ「ドライバー プラス 、 プラス ドライバー」と連呼したらカウンターのおばさんは理解してくれてサインをすることで無事登録完了。
しかし、入国審査といいドライバー登録といいこんな英語力で無事に旅をすることが出来るのかかなり不安になった・・・
この後、ハーツの営業所内で少し運転の練習をしたのちいよいよロスの街へ
常に右側を走ることだけを頭にいれゆっくりと出発しました。
2月4日 13:00
ロスの街を走っている時は緊張の連続免許を取ったとき以来の汗背中汗だらけになってしまった。
まずはダウンタウン方面へ。ロスではハリウッドでもサンタモニカでもなくドジャースタジアムへ行きたかった。
ドジャースタジアムに向かって車を走らせていると前方にダウンタウンのビル街が見えてきた。
車線も6車線から7車線と考えられないくらい広くなっている。遠くの山肌にあの有名なハリウッドの白い看板が見えている。走りながらロスにいることが実感できた。
2月4日 14:00
ドジャースタジアム到着
バックネット側上部にある入り口です。ここはチケット売り場になっていてこの奥にはグッズ売り場があります。
球場内は自由に出入りできるようになっています。この写真の横にある入り口から中に入るとバックネット裏の上のほうから球場内を見る形になります。
なかは観客席の角度が急角度に作られていてグランドがとても近く感じます。
グランドは天然芝の緑がとても綺麗でこれからのシーズンを迎える為の準備は万全といった様子です。
球場の外の壁にはドジャースの選手の写真が大きく貼られ紹介されています。
球場内は大きく3層に分かれており外野席は一層で外の山が見えるようになっていてとても開放感があります。球場全体のイメージは日本の最新のドームとは違い懐かしさを感じます。(下の写真は外野席全体↓)
2月4日 14:30
いよいよ今日の目的地ラスベガスへ
アメリカの本格的な大地を走る旅が始まります。
ロサンゼルス市内のインターステート10号を東へsan bernardino から15号を北へラスベガスを目指します。
ドジャースタジアムをでてしばらくすると渋滞が発生。片側7車線の道が渋滞するなんて・・・
どれだけの車が走っているんだー
東へ進むにつれて渋滞も解消し制限速度の65マイル(約110キロ)で走っているがなかなか15号にたどり着かない。
地図上の感覚と実際に走っている感覚が日本とまったく違うことを感じつつ車を走らせる。取り合えず途中の目的地barstowへ向かう。15号と40号の分岐点のこの町はルート66上の街でもある。まずはここまで北上するルートをとった。
2月4日 15:30
barstow到着 ここで少し遅い昼食をとることにした。デリタコというタコスのチェーン店に入りミートタコスを注文。味はいまいち・・・
ここから東へ(40号方面)へ行くと写真のバクダットカフェに行くことができる。今回の旅の目的の一つである場所だ。ここはルート66ぞいで映画「バクダットカフェ」の舞台となった場所で今でも営業しているらしい。
しかし・・・
今の時間は15:30すぎ・・・
バクダットカフェまでどのくらいの距離があるのか分からない。
初日から夜の運転は非常に怖い・・・
結局バクダットカフェは次回の機会にということであきらめ15号をそのまま北上しラスベガスを目指すことにした。でも、ここからラスベガスまでどのくらいかかるのだろう・・・
2月4日 17:00
インターステートハイウェイ15号 北上中
まだまだ道は続きます。
だんだん日が暮れてきました・・・
日が出ているうちにラスベガスへたどり着けるのか・・・
この後後ろを振り返ったら・・・
地平線に太陽が沈んでいきました。
こんなトラックが走っているなんていかにもアメリカっぽいでしょ。
この後 アメリカ初の夜がおとずれます。この後暗闇のなか走ること約2時間。遠くに光の海が。
ラスベガスが見えてきました。
ラスベガスに入る前に初めての給油。給油方法に四苦八苦したが地球の歩き方を参考に無事終了。
このとき支払いをキャッシュにしてしまった為お釣りを誤魔化されそうになったが文句をいい返してもらうことに成功。油断もすきもないですね。
暗闇のなかに光の海が見えてきます。周りが砂漠で本当の暗闇の為ラスベガスの明かりがひときわ輝いて見えます。
いままで暗い夜道を走ってきた為都市の明かりが懐かしく思えます。
船乗りが街の明かりを見つけたときの感覚ってこんな感じなのか。
2月4日 20:00
ラスベガス到着
ついに今夜の宿泊地。アラジン(今はプラネットハリウッド)に到着。
今は工事中のため前面のほとんどが工事中でこの写真のイメージとは違っています。(写真は前回のラスベガス旅行時に撮ったものです。)
ホテル裏のセルフパーキングに車を止めホテルへチェックイン。しかし・・・
チェックインカウンターが分からない・・・ ホテル内のショッピングセンターを歩き回りカジノの中央に下への階段を発見。ようやくチェックインカウンターを見つけることが出来ました。
無事に予約が出来ているか不安でしたが問題なく取れていたようです。従業員がなにやら英語で説明しているがまったく分からず。どうやらチェックアウトの方法を説明しているらしい。チェックアウトはエレベーター横にあるboxにカードキーとチェックアウト用の紙にサインをして入れればokとのことでした。
部屋に入り少し休んだあと外を出歩く前にmixiで知り合ったchiroさんに連絡を入れてみることにしました。広いラスベガスで出会うことが出来るのか半信半疑でしたが、連絡を入れてみるとなんと・・・
いまアラジンの下のショッピングセンターにいるということ なんという偶然。
しかもchiroさんは以前にアラジンに泊まったことがあるためチェックインカウンターの場所も分かるとの事でカウンター前で待ち合わせ無事初対面となりました。
話をしてみると、同じ年ということも判明。凄い偶然です。
しばらくchiroさんと話した後お互いの旅行の様子を日記で報告することを約束し戻っていきました。
この日は、ハーレーダビットソンカフェで夕食を済ませた後アラジンのカジノへ
プレイヤーズカードを記念に作成しちょっとだけスロットを実施。結果は・・・
アメリカに入国する際に滞在先のホテルを航空会社に報告しないといけない決まりらしく初日だけ事前にこのアラジンを予約しアラジンの住所を報告していました。
でも、明日からは車での移動。疲れたら近くの町のモーテルで一泊という旅が3泊続きます。
ここまできたら不安は吹き飛び明日からの旅の期待のみとなっています。今日は明日からの大移動に備え早めの就寝となりました。
2007年2月4日(日)
走行距離250マイル(約400キロ)
宿泊先 アラジン(ラスベガス)
移動先 静岡→成田→ロスアンゼルス→ラスベガス