こんにちは✿
ある女の子の話
その子はいわゆるこの世的な言葉で言うと
「障害」
といわれるものを持った7、8歳くらいの小さい女の子。
「放課後ディサービス」に通っていて
歌ったり踊ったりの楽しいイベントが開催されることになり
私は縁あって参加することになったのです。
何組かの外部から人を招き、歌やダンスを踊ったりみんなで歌を歌ったり♪~
職員や子供達が折り紙などで飾り付けた手作り感のあるの会場
とてもカラフルでワクワク🎵
時間前に参加者が集まってきました。
その女の子は担当の女性職員と手を繋いでやってきました。
独りでの歩行は突発的な行動や、転倒など危険があるのだそう。
女の子は外見にも少し動作がぎこちない。
そして普段は言葉(声)をほとんど発しないと聞きました。
音楽が始まると子供達の目が輝き始めました。
カラダでリズムを取り出す子
笑顔で手をたたいている子
ノリノリになって
本当にみんな音楽が大好き!
ある参加者がとても素敵な歌を歌い始めたとき
突然女の子が大きな声で奇声を発し始めました。
一瞬、皆の視線が女の子に注がれました。
女の子は目の 瞳 を大きく輝やかせ
手をたたきながら
「今、とても楽しい!」
といっているように私には感じられました。
すると
女の子の担当職員は自分の口に人差し指を当て
「シ~!」
という仕草をして制止しました。
二人の様子を離れてみていたのですが
たぶん職員は
「大きな声を出してはダメ!」
というようなことを言ったのだと思います。
輝いていた女の子の目の輝きが消えてしまいました。
手をたたくことをやめて
始まる前のおとなしい女の子に戻っています。
『私は言葉を話したい。
歌が好き、楽しい、と伝えたい。
でも出てくる声がどうしても言葉にならず奇声になってしまう。』
そう女の子の心の声が聞こえたようで
私は涙してしまいました。
それはその子が感情を表現する唯一の方法だったかもしれません。
人にとって本当に大切なことは何なのでしょうか。
行動や表現の仕方が異なっていても、
その背後にある感情を理解してあげれたら
彼女の目の輝きが失われることはありません。
人は自分の経験や立場で物を考えがちです。
過去に成功した方法や失敗した経験から学び、
誰でも自分の経験に基づいて考えたり行動しがちになります。
自分の経験や立場にこだわっていることにすら気がつかずにいることもあります。
それぞれが異なる方法で自分の人生を体験し表現します。
その違いを尊重し理解することは、より豊かな人生を歩むことができる自分になるための
鍵
となるのです。
最後までありがとうございます(*'-'*)
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