数日前、父と会って話をした。

父は出勤しながらごみ拾いをしてるんだけど、

ある日思い立って、道中の小さな小さな神社で

お願いをしてみたらしい。


すると、不思議と思った通りに事がすすむようになったとか。そんな具合で最近あらゆることが好転しているよう。


その話を聞いたら、わたしも神社にお参りしに行くしかないじゃない?




そんなわけで

Googleマップで近所にある神社で検索をかけて、徒歩20分ほどの距離にあるまあまあ大きな神社で願掛けをしてみることにした。


今日は雲ひとつない青空。日差しが強くて、秋晴れみたいだなぁなんて思いつつ向かった。




歩いていくと、山のような森のようなものが見えてきた。入口には灰色の鳥居が控えめに立ってる。



ふーん、って思いつつ周りを見ても目当ての本堂みたいなのはどこにもなくて、先には階段しかない。

いい運動〜なんて思いつつ登り始めたはいいものの、一向にゴールが見えてこない。


終わりが分からないとしんどいので、途中立ち止まってGoogleマップで口コミを見てみる。


と、200段ほど登る必要があるみたい。200と言われてもあまり想像つかないけど、結果としてはそこそこ疲れた。

昨日スクワットしてて良かった、とは特に思わなかった。




誰もいないと思って途中で独り言いいながら自分の軌跡を振り返るとなんか男の人がいて目が合って、気まずかった。

さっきまでいなかったのに。気配もっと出してよ




そんなこんなで階段を登りきって、一息つく。

賽銭箱はよくある木の箱ではなくて、脇にポストみたいに設置してあった。

このために用意しておいた五円玉を入れ込んだ。

後ろの人のことを気にしつつ、端によってお願いをした。二礼二拍手一礼はすっかり頭から飛んでた。

神様に届いてなかったらどうしよう。



お願いをし終わって後ろを見たら、男の人は参拝することにはあまり興味がなかったようで、近くの説明書きを読んでた。

なんだ、それならもっと丁寧にすればよかった、とか思いながらしばらく澄んだ空気を堪能した。


真っ直ぐに生えてる杉の木がすごく良かった。

わたしは花粉症もちではないから、杉の木に対しても寛容。




神社には自分との相性があるとかいう話を聞いたことがあるけど、それを実感したことは特にない。

もしかしたらそれを感じ取るセンサーが鈍いのかも。


次はまたちがう神社に行ってみる。



ちなみに、今後いいことが起きた場合、この日にお願いしたからだと思うことにする。こうして、自分が願ったことで良いことが起きたってことにちゃんと気づかなきゃいけないからね。