ジビエ~西麻布「またぎ」 /川の幸、海の幸編(白木あきこ) | UMiners Club Presents 公式ブログ

ジビエ~西麻布「またぎ」 /川の幸、海の幸編(白木あきこ)

こんにちは、白木あきこです!
暮れも押し迫ってまいりました。ご報告が遅れましたが、わたしたちUminersのメンバー活動のキモ「Uminers会」が先日、西麻布「またぎ」にて開催されました。その様子を2回にわたってレポートします。



元は葉山にあった、この「またぎ」。食通の間では評判の旨いジビエを食べさせる店でしたが、なにぶん都内からは足の悪い立地。わたしも訪れることができず、ずっとほぞを噛んでいました。そうこうするうちに閉店のウワサを聞きつけ非常に残念に思っていたのですが、夜も眠らない美食の街、西麻布にリニューアルオープンしたのが今年の夏。今まで同様、店主自ら狩に、漁に出でるスタイルは変わらないといいます。

■日本のジビエ

ジビエとは、狩猟した野生の鳥獣肉のこと。鹿や猪、熊、鴨など、野生ならではの強い香りと旨み、弾力のある肉は秋冬の美味のひとつ。日本では原則として北海道は10月1日から翌年1月31日まで、北海道以外では11月15日から翌年2月15日までが、狩猟期間となっています。

最近よく見聞きする、野生動物による田畑や住民への被害。地球温暖化の影響で冬を越しやすくなったこと、また自然破壊により生息地域を追われたことにより、野性動物がエサを求めて土地を荒らし人に危害を加える場面が増えてきているのです。狩猟はその駆除の側面があり、以前はただ葬られるだけだった野性動物が料理されるようになって、地域経済や食文化の活性化につながってもいるのだとか。

美味しいジビエには、素材のよしあしだけでなく調理にも技術が要求されるもの。仕入れも含め、料理人の腕が試されるところです。
さて、ジビエ好きとはいえ実は、わたしの「和」のジビエの経験値は高くありません。一回目は滋賀・長浜の鴨で有名な天保年間創業の老舗「鳥新」で味わった鴨すき。二回目は京都・貴船の高級旅館「右源太」の「気生根鍋~まずスッポン⇒そのスープでいただく猪と京野菜という贅沢な鍋」。そういうわけで、今回は野趣あふれるシンプルなマタギ料理に期待が高まります!



■川の幸、海の幸に舌鼓

西麻布交差点からほど近い、路地に面したモダンな一軒家。店内には、迫力ある獲物たちの剥製が・・・中央に据えられた横長の囲炉裏を、今宵はUminersメンバーが囲みます。
ほかに半個室のテーブル席が。「肉博士」との異名をとる、食通「ダチョウ倶楽部」の寺門ジモンさんも飛び入り参加。わたしも含め、お肉好きの女子が総勢15名! そこにちらほらと主要メンバーの男子が混じります。



さあ、泡で乾杯! 美食の宴の始まりです。突き出しはさっぱりとした和えもの。ほどなく、見たこともない黄色い魚卵が運ばれてきました。いったいこれは・・・?



なんと、イワナの卵だそう!!渓流に生息するイワナは、秋に産卵します。まさにそのギリギリの時期に、われわれは美味にして稀有な魚卵にありついた、というわけですね。続いて塩焼きも登場。さらには川の幸に続き、なんと海の幸まで!



みてください、この豪快な盛り。イシダイ・タイ・シマアジ・ヒラメ・・・すべてはマタギ氏の釣果といいますから驚きです。お肉祭りだと思っていただけに、思わぬ前菜に皆大喜び!
白ワインが恐ろしい勢いで空いてゆく・・・いったいこのあとどうなることやら?!

(続く)