大久野島で起きた、痛ましい事件の容疑者が逮捕されてから1年。

 

 

 事件発覚直後に環境省が発表した内容が以下の通りです。

 

 「令和7年に入り、島の複数のウサギを虐待死させた容疑で、男性が逮捕され、その後起訴されています。この男性が一連のウサギの死亡にどこまで関わっているかは明らかではありませんが、環境省としては、このような痛ましい事件の再発防止のために、関係者と連携して以下の対策を行っています。
●既存の防犯カメラの稼働状況の確認と追加設置に向けた調整
●監視体制を強化し、島の異変をいち早く察知・共有する体制の構築」

 

 

 あれから1年・・・既存の防犯カメラがどのように運用されているのかも明確にされず、カメラの追加設置の話も環境省ではなく、竹原市が企業版ふるさと納税で寄付された100万円を活用するという話が出て、市議会で検討していたはずですが・・・未だ追加の防犯カメラは設置されておりません。

 

 フェリーや客船にも、監視カメラらしいものは設置されているのですが・・・「防犯カメラ作動中」などといった掲示すらなく・・・防犯の啓発にすらなっていません。

 

 また、監視体制を強化するとのことですが、現在はたまに警察が立ち寄る程度で、関係者達の巡回などもなく・・・ほとんど事件前の状態に戻ってしまっています。また、忠海港のライブカメラで広島県警のパトカーが乗船・下船するところを見ることができるため、何ら防犯対策になっていないのが現状です。

 

 「大久野島未来づくり実行委員会」に関しては、事件後何ら防犯対策や活動に参加するどころか、姿さえ見せません。

 

 島に通われているボランティアさん達は、防犯活動に参加してもいいと思っている方がほとんどかと思われますが・・・環境省や実行委員会はそういった方々を活用することすら考えず、結局「放置」状態のままにしています。

 

 

 訪問税とかお金が入るような、そういう美味しい話だと自治体や関係者達はすぐに動き始めるくせに・・・

 

 こんな状態で大久野島の未来やウサギ達の未来なんて、関係者達だけで考えられるのでしょうかねぇ・・・?

 

 

 

 (被告人が上陸したと言われている日の夕方の画像。島内で多数のウサギの遺体が発見されました。)

 

 

 実行委員会も、やる気のない関係者達で編成されていること自体が問題で、やる気のあるヒト達をメインに再編した方がいいと思います。この7年間で一つも成果を上げていないのですし。

 

 環境省も「予算がない」という言い訳はもう止めてもらいたいものです。必要な予算ならぶん取ってくるのも仕事のうちでしょうし、予算がないからって利用者に不便をかけたり安全をおろそかな状態にしておくことなど、国立公園としてあってはならないことではないのですか?

 

 

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