写真借りました。
世界一人を殺している犬
として知られるピットブル。
でも、日本ではこれを知らずに飼う人が多いです。
知ってても
自分は違う
って思うのでしょうか。
これは記事にしようか考えていたのですが、
去年、ピットブルを飼う知人が脚を噛まれて
左脚のふくらはぎが無くなりました。
まあ、当たり前。
人間が改良(?)を繰り返して無理やり生み出した
戦うための闘犬です。
土佐犬みたいな感じでしょうか。
優れた筋力、咬合力、戦い続けられるように
スタミナもバッチリ。
運動大好きな力持ちで、怖がったりしないように
気性も荒く荒くと育てられ続けた結果、
馬に何回蹴られようとも意識があるうちは
噛みつき続ける不屈の精神まで身につけています。
そんなピットブルは、
きちんと躾けて面倒を見る事ができれば
めちゃくちゃ愛情深くて表情豊かな
とにかくかわいい犬種だと思います。
でも、それが難しい!
海外では毎年何人もの人がピットブルに命を
奪われ、それは大抵飼い主かその家族です。
帰宅したら奥さんが食べられているところ
だったり、
子ども達が庭に散らかっていたり、
それは何年育てていようとも突然起こるようです。
知人は、犬を飼うのは3回目で、
フレンチブルとパグの飼育経験しか
ありませんでした。
仕事で忙しいとかで、躾は専門家に任せたそうで、
お散歩は1日にたった1時間。
奥さんが散歩に連れて行かないと
愚痴っていましたが、
女性一人なんて簡単に引きずられるから
何かあった時に対処できないし、口輪も
知人しかつけられないようなので
絶対に無理です。
私の実家で飼っていた雑種の犬でさえ
1日最低2時間、多い時は4時間近く散歩しました。
運動量の必要なピットブルには
辛い環境だったと思います。
それでも我慢したのは、
きっとピットブルなりに家族を大切に
思っていたから。
思いっきり走ったり
飛び回ったり、
齧ったり。
部屋の中ではできない事がたくさんあるから
我慢して 我慢して 我慢して…
わずかなお散歩を楽しみに暮らしていたけれど、
どうしてもむしゃくしゃしてしまい、
ちょっと噛みついてしまったのでしょう。
犬が噛めば、肉は裂けます。
肉食動物だから、当たり前の事です。
ましてや、食いちぎるための力を
品種改良で強くされたピットブルなら
なおさらです。
鹿や豚の脚を骨ごとぱくぱく食べてしまうのだら、
知人のふくらはぎなんて
事もなくちぎれてしまったのでしょう。
その子は、殺されてしまいました。
知人が殺処分を希望したのだそうです。
他人を傷つけたわけではなく、
責任を持って飼う
と決めた知人が噛まれただけなのに。
知人がきちんと世話と躾をしていたわけでも
ないのに。
ピットブルは、飼育には専門的な知識と
躾の技術、暴走を止めるための力、
運動量についてゆける体力、
最低限この4つが必須と言われていて、
ブリーダーさんもかなりしつこく説明し、
面接を繰り返して譲渡していると思います。
知人も再三言われていたはず。
知人は自分の怪我の事ばかりを話していましたが、
それから連絡は一切とっていません。
一度しか会えませんでしたし、
警戒心の強い子だったから私も
積極的に近づいたりはしませんでしたが、
帰り際に玄関で靴を履く私の隣に
寄り添って座ってくれました。
あの子が最期に何を想ったのか…
いつか虹の橋でむぎ達に会ったら、
あの子も探して
今度こそ思いっきり撫でてあげたいです。
