すっかり忘れていましたが、
昨日は母の日でした…。
実家には母の好きなわらび餅とカーネーションを
送りました。
結婚でもすれば母に感謝の手紙でも書くので
しょうが、私は一生結婚しないし、
実はちょっとしたわだかまりがあり、
感謝の手紙を書く自信がなかったりします。
「あんたが生まれて喜んだ人なんて
一人もいなかった。」
「産んでしまった以上仕方ないから育ててたけど、
中学を卒業したら出て行って欲しい。」
と、よく言われて育ちました。
まあ、私が女なのがいけなかったんですが、
それを私にぶつけるのもどうなのかって思います。
跡継ぎを産まなかった嫁を蔑む地方と時代だったから
仕方ないのも今ならわかるのですが、
小中学生の頃の私はそれなりに傷ついていました。
中学の卒業式では本当に震えていたし、
荷物もまとめてありました。
全然足りない荷造りだったけど。
卒業式の夜はほとんど何も食べられず、
いつ家から放り出されるか不安で、
眠れない春休みでした。
肝心の母自身はそんな話は忘れていて、
無事実家にいるまま高校に入学したのですが、
今思い出すと、物心ついた頃には実家にいる事に
後ろめたさを感じていました。
反抗期がなかったとよく言われますが、
両親に申し訳ないと思いながら生きていたから
当たり前です。
20代のころは、親を恨んだりもしました。
小さい頃、着てみたい服も、行きたいところも、
仲良くしたい友達もいたけれど、
自分が親を苦しめていると思っていた私は
親を最優先していました。
優しい子だったなー。
でも、その時の反動と辛さに押し潰されて、
15年も鬱に苦しむ事になりました。
なかなか壮絶な体験もたくさんあるのですが、
もう母を恨む気持ちはありません。
そういう家だったのはもう理解できるし、
そんな中女の子を育てるのがどれだけ
苦痛なのか、想像もつきません。
祖母にはよく
「女の子なんてはりあいがない」
と直接言われてましたし。
きっと普通の家庭とは違うけれど、
母に感謝はしています。
でも、生まれ変わっても母の子どもにとは
思えません。
母がもし生まれ変わったら、今度こそ
男の子を産んで、幸せになって欲しいです。
私が女に生まれてしまったせいで、どれだけ
嫌なおもいをしたのか知っているから、
今生ではそれを謝りたいと思っています。
思ってはいるけれど…
自分が惨めになるからまだ謝れていないです。
まだまだ未熟ですが、早くしないと間に合わないかも
知れません。
母の日って、気が重いです。