最近、自分のルーツとか、自分を作ってきた物?
のようなものに興味があり、小さい頃に読んだ
本を読み返してみたりしています。
私の祖父母は明治生まれで、小学生になる前には
古事記を読んでくれたり
祝詞の意味を教えてくれたり、
今だとちょっと変わった教育を施してくれました。
その中で、お釈迦様の話も聞かせてくれました。
ある時、お釈迦様を妬む人がお釈迦様を
打ちまかそうと現れました。
その人はさまざまな誹謗中傷や罵詈雑言を
お釈迦様に浴びせます。
お釈迦様は黙っていました。
お釈迦様の弟子たちが腹を立てて
その人に反論しようとしますが、
お釈迦様は
「何もしてはいけません」
と、たしなめます。
何日か過ぎて、その人はくたびれてしまい、
とうとうあきらめました。
その人は、
「何故何も言い返さないのか
後ろめたい事でもあるのだろう」
と、捨て台詞を吐きました。
すると、初めてお釈迦様が口を開きました。
「あなたが贈り物をしようとして、
相手がその贈り物を受け取らなかった場合、
その贈り物は誰のものですか?」
その人は、
「当然、私のものだ!」
と答え、はっと気づき、何も言えなくなりました。
この話を読んで頭に浮かんだのは、
天皇陛下と皇后陛下のお二人でした。
かつて皇太子殿下でいらした折、
妃殿下を守るため
「人格を否定するような事があったのは事実」
とだけおっしゃった天皇陛下。
それに対してどうすべきとか、どう感じたとか、
ご自身のお考えは一切明かされませんでした。
その後お二人へのバッシングはさらに加熱
しましたが、お二人ともその事に触れる事は
なさりませんでした。
ただあるがまま。
日本でお二人への逆風が吹き荒れていても、
諸外国からの評価は非常に高く、
御即位なされてからは
文字通り花が開いたかのようなご活躍が
賞賛されています。
これが、帝王学なのかなぁと思いました。
秋篠宮様の会見を見て思い出したんですけどね…。