医療従事者から見た go to② | もそもそ日記

もそもそ日記

日々感じた事、思った事を、そのまま綴っています。

なかなか進まないダイエットの事も、諦めないために書いてます。

いろいろ騒がれているgo toですが、
久しぶりに連絡できたナースに聞いてみました。

「え? 普通に行くよ?」
というお返事。




「だって、国の政策で旅行したり会食しろって
 言ってるわけじゃん。
 休みも月二日で残業ばっかりて働いても
 残業代とかボーナス以前にお給料減ったし、
 もうストレスなんか溜まりまくりだよ。
 家で自粛したいのに、病院に閉じ込められて
 タダ働きなんだから、国が遊べっていうなら、
 遠慮なく遊ばせてもらう!」

そう言い切った彼女は、もうナースでは
なくなっていました。
お家賃が払えず、実家へも戻れずにやはりナースの
友達の家に同居させてもらっているそうです。
病院勤務では収入が不安なので、深夜警備のバイトを
中心に、いろいろな仕事をしているそうです。
そうやって、やはり生活が厳しい部屋の主人と
支え合っているのだとか。

大変なんじゃないかと聞くと、自分で時間の
管理ができるから、長時間働いても身体が楽だと
笑っていました。
その気持ちはちょっとわかります。


私の業種は、世界一感染リスクが高いとされて
います。
もちろん承知の上で働いていますから、
帰ってもすぐに部屋には入りません。

玄関で服を脱ぎ、
用意しておいたゴミ袋に服を入れ、
ゴミ袋を被り、ゴミ袋を履いてお風呂場まで行き、
服を洗濯機に入れて、自分は全身を洗い、
洗った手で洗濯機に触れて、洗濯します。
洗濯は必ず二回、消毒薬で洗ってから、普通の
洗剤で洗います。
自分の身体も同じです。
消毒薬のスプレーで自分が通ったところと玄関、
ドアノブを消毒して、ようやく一息つきます。
通勤に使うバッグも服と一緒に毎日洗います。

これを欠かさず続けていますが、
仕事から帰る電車の中では、私はまだ除菌されて
いない状態です。
着替えはしていても、髪や身体についた菌や
ウイルスはそのままで、結構混んでいる電車に
乗るわけです。
なるべく飛散させないようにしたいのですが、
ふらついたりしてしまいます。

車内を見渡せば、
平気でスマホを触っている人
マスクから鼻を出している人
最近は飲んだり食べたりしている人
なんかもいて、みんなは気にならないのか、
不思議です。



結局のところ、

私達が思うほどには
もう不安はみんなにはなくて、
自分でも家族でも友人でも恋人でも、
死んだらそれは仕方のない事だという覚悟が
できたのではないか

というのが友人の見解でした。
そうさせるためのgo toなのだと。

やはり私以上に厳しい現場をみてきた彼女は、
より厳しい意見なのだなと思いました。