そのわりにはのほほんと、すぐに仲良くなってくれました。
短い寿命を悟っていたかのようにお利口で控えめで、最期の日まで私に合わせてくれてしっかり看取る事ができました。
ワガママ全開で気に入らなければ遠慮なく噛んできて、全然じっとしていませんでした。
肩やお腹の上でぐっすり寝てくれるようになったのは、亡くなるほんの二が月ほど前からで、それでも最期の姿を看取らせてはくれず、ほんの10分くらいの隙に逝ってしまいました。
たかがネズミと言われてしまう命でもしっかり個性がある事や、毎日ちゃんと関わっていればちょっとだけ意思の疎通がある事を教えてくれました。
そして、真剣に命と向き合うという事の本当の意味も…。
それまでは私の中ではハムスターは、
元気だったのに急に死んでしまう
生き物でしたが、自分の怠慢でした。
確かにそれは被捕食動物の特性ですが、お世話する以上はそれを踏まえて気づけなければいけませんでした。勉強不足のまま死なせてしまった子達には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この、
相手に合わせる
という事は、全てにおいて、今役立っています。
40年近く変われなかった私に気づきをくれた貴重な命です。
まだ時には涙が出るけれど、それよりもありがとうの気持ちがどんどん増えています。

