人も、建物も、少しずつですが変わっています。
でも、動物たちは…。
震災から二ヶ月後、取り残された動物の救済に向かったのは、個人のボランティアだけでした。
国も、県も町も、公の機関は全く見ませんでした。
なるべく大きい車で、なるべくたくさんのゴハンとケージを積み込み、時間の限り捕まえて戻る。
そうして保護された動物たちのほとんどは、変わらず保護されたままです。
私の知る保護施設は全部が個人によるもので、個人の資産によって賄われています。
決して裕福ではない人が自分の生活を切り詰めて保護を続けています。
あの子の姿は、きっと一生忘れません。
保護されている子達は、あの子と同じように家族を待ち続けているのでしょうか。
それとも、もう保護してくれた人が家族になっているのでしょうか。
でも、個人のボランティアでは寄付を募る事はできないし、やはり無理な状態は続いています。
人も大事。
でも、他の命も大切に考えて欲しい。
5年経過していても、まだ難しい事なのでしょうか。
