元ネタにしたであろう某時代劇が「○○人(にん)」だからなのかなと思ったり。

 

 

さて。

自分本位なオタクの凶行という、中々にげんなりするものを見させられたので、そのくだりは思考の彼方にすっ飛ばしていましたが、思い出しながら書いた結果、改めて気づくこともありまして。


操りにんとは、糸を使って他人の動きを操るだけではなく、心や人生も操るのだそうです。

しねずに文句を言う👹次に対して、

「あれは本当にお前のファンだよ」

「👹次様が辞めることにショックを受けていたから、だったら(中略)ちょいと吹きこんでやったら」

喜んで実行したのだという裏事情が語られていました。

 

結果、👹次は本当はしんでいないけれども、彼女は下手人となるわけで。
となれば当然、厳罰が下されるわけで。
 

下手したらその前に、極悪人として、ぐるぐる巻き状態で晒しものにされ、柵の外から👹次様を奪った憎き女として他のオタクから石を投げつけられたりするかもしれません。

蔦じゅ~たちは「思いを遂げられて本望だっただろうよ」などと笑っていましたが、思いっきりダークな所業です。

そうか、事前にダークヒーローだって話していたのはそういうことだったのか…。(たぶん違う)

 

そもそもこの計画、依頼人の気持ちを汲まなかったわけだからな。

まあ👹次も、“隣のお姉さんに見つけられたい願望”は、役者人生を終えようと考えた時点でホンを書いた人が失念し……諦めていたかもしれないけれど、舞台の上でしななかった結果、今後の人生で二度と舞台に立つことはできない身となったことは気にしていなかったので、役者としてのプライドはあれど、舞台人としての想いは大して無いんだろうなと。(作品の中で)

浅い……総じて浅い……!

 

ついでに大谷家の跡目問題については、後継ぎが不慮の事故で亡くなったならば親戚に任せようという話など出たかもしれませんが、行方不明扱いのままだから、結局お取り潰しになったのでしょう。

 

 

あと、これも思い出したのでついでに。

確か👹次の生い立ちのところで、父親と兄たちが身罷ったあと、役人(権ベエ兼)が家督処理について言い渡したあと、お立ち台から猛スピードで蔦じゅ〜が降りて、スライディング土下座的に👹次の足元につき、泣きつく爺や的な役をこなしていました。

 

 

 

では後半です。

筋立てて覚えていないのでつぎはぎになると思われます。

だって、場面が細切れだったんだもん…。

 

 

『👹次心中』が有名になり、大谷👹次の名も、蔦屋一座の評判も上がりまくり。

ラスボス大岡様には、望ましくない結果です。自分の配下じゃないのに名をあげているからでしょう。

てことで、🏔城を使ってセコい手段に出ることに。

 

 

舞台から間もない夜の蔦屋一座。いつものように、屋上に出て星空を見上げています。

なんだか覚えのある設定です。下で踊っているダンサーはいませんが。

 

そこへ町民が集まってきて、口々に困りごとの訴えを始めます。

やっぱり全然裏稼業になっていないよ…。

 

町民たち曰く、近頃では心中しないと本物の恋人ではないといった風潮になってしまったそうで。

恋人が心中を求めたり、壁ドンしながら首を絞めて来たり、町では毒入りの心中饅頭も売られているとか。

その販売元は🏔城組。

 

町民を宥めて帰したあとに一座がどうやって騒動をおさめたのかは、まったく覚えていません。(適当)

 少なくとも描かれはしなかったはず。


 

さて、実は🏔城と蔦じゅ~は過去の因縁がある仲でした。
…という告白がこのタイミングだったかは忘れたけれど、おりんだったかなだじさんだったか、そのあたりから明かされます。

🏔城の父親を殺したのは、蔦じゅ~だと噂されているとのこと。
 

ここで、蔦&🏔がどこぞの組に乗り込み、襲い掛かる連中をぶちのめすという場面が挿入されました。
ザキさんが“兄貴”から教わったというキックボクシングの見せ所だ!
蹴ったり殴ったりしても体幹がしっかりしていてよろめかないし、キレが良いので、殺陣がかっこいいんだー。
かといって妙に綺麗に見えてしまうことはなく、勢いつけた動きはちゃんと力強くて。

 

 

まあそんなわけで、蔦じゅ~に恨みがあるためイライラしている🏔城に、平✋が良い情報があるとニヤリ。

 

その壱。

🏔城の勢力を阻んでいる敵対勢力、大江戸組の跡取りが、蔦屋一座の権ベエである。

 

その弐。

歌マロが慕う花魁・アサギリが、大江戸組の管轄下にある遊郭にいる。

 

 

・・・・・

 

話が前後しますが、このアサギリ(表記不明)に関する回想は、前半にありました。

確か本番が迫って👹次がピリピリしている場面でだったかな。

「なんであんたみたいな絵師が操りにんになったんだ? 」という流れだったような。

 

その時点で舞台上には、歌マロ、権ベエ、おりん、👹次だけだったので、ザキさんが花魁に扮して出てくるのかと思ったら、もう一人のお方でした。

おりんさんが「全然感情移入できない回想が始まった!」って言ってた。笑

 

――花形花魁の絵姿を描くことになり、すっかり彼女に夢中になってしまった歌マロ。

乞われて部屋に絵を描いたりもしてあげた。

しかし高給取りの花魁に近づいたもんで、ボコボコにされ追い出されてしまう。

アサギリからは「絵を描いて部屋を綺麗にしてくれてありがとう」「今度は世の中を綺麗にしてね」と書かれた扇を与えてもらったものの、もう彼女に会えないと絶望していたところへ、蔦じゅ~が通りかかって。

 

「綺麗な字だな。部屋に絵を描いてやったのか?」「うん…」「それで、世の中を綺麗にしたのか?」「…ううん」

 

じゃあ、してやらなくっちゃな!、てな感じで、歌マロは一座に勧誘されたそうで。

 

・・・・・

 

 

さて、平✋提供の情報が明かされた後日。

権ベエのところに、組の者(以下、手下)がやってきて、手紙を渡します。

それに書かれているのは、🏔城組の攻勢激しく苦戦している組長が、息子の助力を求める内容でした。

 

けれども手下曰く、家を出た息子にこんなことは言えないからと、組長は手紙を出さなかった。

でも本心では来てもらいたい。

この手紙を届けたのはあくまでも自分の勝手な判断です、と。

 

この手下は別に平✋が仕込んだわけではなく、純粋に組のことを思っての行動だったようです。迅速に来て、迅速に去って行ったので。

権ベエも👹次と同じく、家業が肌に合わずに出奔したクチなんだな。

それでも、父親の窮状を知って迷う権ベエ。

 

 

一方、歌マロの姿が見えないので、姉さん的ポジションのおりんが、なだじさんと👹次に心配だよと話しています。

そこへ蔦じゅ~がやってきて、それよりも今は心配な奴がいる、権ベエだと。

 

 

蔦じゅ~の回想――。

昨夜、浮かない顔で人形芝居の練習をしていたのを見つけた蔦じゅ~。

お腹を見せた出で立ちの権ベエが帯に挟んでいた手紙に目を留めて、「その懐に入れているのは何でェ?」と問いかける。

いや、そこ懐じゃないだろ。

 

事情を知った蔦じゅ~、心配なのは尤もだから行ってこいと送り出します。

ただし、必ず帰ってくるように。「約束だぞ?」と小指を差し出します。

そして、何ですかこれ?と不思議そうな権ベエに、惚れた女と指切りしたことはねェのかよと笑う。

 

 

惚れた女と指切りした経験があるのかザキさ…もとい、蔦じゅ~。

 

惚れた女とするような指切りをなぜ権ベエと交わすのだ蔦じゅ~。

 

 

色々と衝撃です。

権ベエが、自分はそういったことには疎いので…的な、武骨アピールをしきりにするのも気に留めず、指きりしちゃいます。

 

 

回想が終わり。

蔦じゅ~と👹次は権ベエの様子見に、おりんとなだじさんは歌マロを探しに行くことになりました。

お喋り禁止を言い渡すおりんに、「お口ミッフィー」と、口元でバッテン作って答えるなだじさん。

もう時代劇じゃないから何でもいいや。(投げやり)

 

 

さて。

歌マロは、大江戸組のシマだった遊郭が🏔城組に奪われたと知り、🏔城本人に、アサギリを返して下さいと土下座嘆願していました。
多分ね、花魁の待遇が🏔城組になると宜しくないという噂でもあるのでしょう。察するに。
で、🏔城からは、「お前が組に協力すればな」的なことを言われます。

その様子を覗き見ている、おりんとなだじさん。

 

 

一方権ベエは、急いで家に向かったものの、父親が🏔城組の手にかかったと知り愕然。

家に向かう最中にぶつかった寄っぱらい(平✋)が下手人だと気づく権ベエ。

 

ちなみにこの場面、権ベエの居所がわかっているはずの蔦じゅ~と👹次は不在です。

おりんとなだじさんは、居場所がわからなかったはずの歌マロの現場にいるというのに。

 

 

「蔦_重さん。あなたとの約束、守れそうにありません――」と、🏔城組への怒りを燃やす権ベエ。

蔦じゅ~から教わった指切りを大事にしてくれちゃっています。純真だね!

 

 

しかし🏔城組へと乗り込んでいくと、そこには刀を構えた歌マロが。

…いくらなんでも無理だろう、🏔城さんよ…。平常時でも刀が使えるとは思えないぞ彼。(--;)

 

というわけで、冗談でBL絵を勧められるほど仲の良い二人が対決する構図となりました。

でも何しろ、特に仲がよくて絆があるような様子を見たことが無いから、何のやりきれなさも感じられないよ。

 

アサギリがいたから今の僕がいるんだ!と、破れかぶれに斬りかかる歌マロ。

でも、足元も刀捌きもおぼつかない。

避けながら反撃する権ベエも、本気は出せない。

 

 

そこへ、蔦じゅ~たちが駆けつけてきました。

なんやかや言い合った結果、短筒で蔦じゅ~を撃つ🏔城。

他は全員、地下牢へと入れられてしまいます。

 

 

牢の中で、戦ったふたりは、詫び合って仲直り。

そしておりんが、蔦じゅ~と🏔城の因縁について、語り始めます。

 

 

――という態で、語り手の蔦じゅ~が登場し、語り手となりつつ、回想の自分を演じます。

 

ところが、前半のお立ち台でキャラ紹介をしたり、👹次心中で講談する際には軽快な語り口だったのが、ここからは一人称が「私」になり、語尾もですます調。

まあ軽快に語る内容ではないけれど、「俺は~~だった」っていう語り口でもよくないか?

この作品、後半は回想場面が多いのと、この口調の変化とで、だいぶ間延びした気がします。アクションは多かったけれど。

 

 

回想場面、結構長いのですが…ざっくり書くと。

 

蔦じゅ~は幼い頃、両親を亡くした。

それは🏔城組の先代組長、つまり🏔城の親父さんのせいだった。

恨みを持つ蔦じゅ~は、🏔城組に入って昇格することで仇に近づこうと考える。

息子とは親友の間柄になって、他の組を潰すのにも力を発揮する蔦じゅ~。

 

ここで、さっきの殴り込みの殺陣が再現されます。

そっくり同じ殺陣をやるって、やられるツメさん達も含めてすごいことだけれど、何故2度やる?

同じ動きをそっくりやるって凄かろうとドヤりたい制作側の主張?

『SH〇W BOY』の別角度からの繰り返しは絶妙だし必要だったけれど、この作品ではそのためだとしか思えないんだよなあ…。

 

ついに組長から直々に声を掛けられるくらいに台頭した蔦じゅ~。

しかし、出会った仇は、病にかかって弱り、息子の将来を気にかける老いた男だった。

すっかり気を削がれる蔦じゅ~。

 

ある日、🏔城(息子)と夏祭りに出かけた蔦じゅ~は、偶然覗いた芝居小屋で、その生き生きとした世界と、目を輝かせている客の様子に心を奪われる。

しかし、一緒に舞台を見た🏔城(息子)の方は、(実は同じく心奪われていたにも関わらず)、次期組長になるために必死。

彼にとって、蔦じゅ~は親友ではあるが、父が特に目をかけている男、つまりライバル。

いつもの如く星空を見上げ、この世界を明るく照らす星空が好きだと語る蔦じゅ~に、俺は🏔城組が営む店や賭場、遊郭の灯りで町を照らすのだと息巻いてみせる。

 

ゆくゆくは指名されて次期組長にもなるのではとさえ囁かれていた蔦じゅ~。

しかし生き方を変えたくなった彼は、組を去ることを決意し、組長のところへ挨拶に行く。

屋敷を出た時に、怪しげな風体の男(平✋頭巾)とすれ違い、振り返るもそのまま去るが、その晩組長が殺され、息子は蔦じゅ~が犯人だと皆に言い渡す――

 

 

ここで回想が終わったかと思いきや、なんでおりんがそんなことを知っているのかという質問が入ったことから、今度はおりん回想が始まります。

 

 

――徳川お抱えの7人の傀儡子の一員だったおりん。

幕府にとって邪魔者の人生を操り、闇の中で始末してきた。

しかし時代は移り、傀儡子は逆に幕府から狙われ、仲間は次々と消えていく。

なんとか刺客を撃退したおりんは、上司・服部半蔵の元へ報告に。

 

半蔵様、キツネの仮面を被りボイスチェンジャー使っています。

明らかに怪しいです。

 

案の定、裏切って仲間たちを狙っていたのは半蔵本人。

操り糸をかけられたものの危うく振り切ったおりんにこう告げる。

 

「今の私は服部半蔵ではない~(中略)~大岡忠相!」(仮面外し)――

 

うん、衣装が同じだもんね。

 

 

…というわけで、OPでシルエットになっていた顎鬚の人は、半蔵でした。

回想は続きます。

 

 

――命からがら逃げのびて河原の掘立小屋へたどり着いたおりん。

先客の怪我人、蔦じゅ~を追い払おうとするが気を失い、逆に介抱された。(だった気がする)

目が覚め、まだ回復もしていないのに復讐に立とうとするおりんを、蔦じゅ~は宥める。

 

蔦じゅ~の不思議な人当たりの良さと警戒心を抱かせない様子に、訊かれるままに事情を話してしまうおりん。

また、🏔城との一件について、おそらく🏔城(息子)は大岡に操られている、と告げる。

それを聞いて、蔦じゅ~は、俺にも操り方を教えてくれよとおりんに頼む――

 

こうして、蔦じゅ~は操りにんとなったのでした。

 

 

回想終わって、今回の一件にも操りにんが関わっていると不敵に告げるおりん。

もしかして…?と察した皆に、地下牢に入れられたのも計算のうちだと告げます。

そこへ、お前らうるさいぞとやってきた牢番が、なぜか鍵を開けて崩れ落ち、背後から蔦じゅ~が登場。驚く皆。(おりん以外)

撃たれたけれども、胸には本が入っていたので無事だったらしいです。とっても丈夫な紙の本だね!

 


地下牢に皆で入れられるようにと操ったのは、屋敷の中心にすぐ出られるつくりだったから。

というわけで、一座全員、舞台手前に立ち戦闘態勢を整えて、決戦に向かいます。

後半ほぼ空気だった👹次も、片袖を脱いでノースリーブの腕を出し、客席のオタクの双眼鏡を踊らせます。

私は3回目の観劇時、ちょうど最上手に立つ蔦じゅ~がゼロポジションだったので、腕まくりして鉢巻を締め直す蔦じゅ~(イメージ)の粋っぷりをガツンと喰らいましたありがとうございます。

 


よし、行くぜ!! と盛り上がったところで、暗転。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

まだ続くのですが、明日も出勤なので今回はここで切ります。

曖昧にしか覚えていないところも多いけれど、おおよそ拾えているはず!