5月。

ゆ~さんたちが3組に分かれて、それぞれ主演舞台を務める月となりました。

 

めでたい!!

しかも事前情報を見る限り、どれもこれも期待が高い内容!!

 

状況はまだよろしくないものの、自分側の対策には日々努めつつ、どこにどう参加するかを真剣にやりくりして観に行きました。

 

 

というわけで、全部いけるのかわからないけれど、とりあえず書いてみる。

 

 

『流_星_セブン~暁の_操り_人~』

 

楽日から少し経ったので、伏字少なくて大丈夫かなあ。

でも、検索でたまたま見つけてしまって良いものとも思えないので、表記変えながらいきます。

 

 

先に書いてしまいますが、この作品については、個人的に期待とは異なるものでした。

 

ビジュアルとあらすじから、完全に某仕事人に倣った“時代劇”だと思って臨んだのがいけなかった。

現代語が頻繁に飛び交い、現代ギャグがそこかしこに挿入され、何かと冷めてしまうことが多く。

いや、仕事人だってまあまあ普通の時代劇からは外れたトンチキの類ではありますよ。

レントゲン写真出てくるし、技の使い方がなかなか突飛だし!

でもねえ。

 

勿論、好みの部分や見どころもありましたが、終演後は、行くの3回だけでよかったという気持ち。

行きたいのに1回も行けなかった人もいるのにアレですが💦

トリプルカテコで周りが嬉々として立ち上がった時には「え、これは立たなくていいだろ…」と思ってしまいました。(役者個人にではなく作品に拍手するタイプ)

同行のマツ好きさんは曰く、いつ面白くなるのかなと思っているうちに終わっちゃったと。

最終日に旦那を連れてマチソワするけれどどうしよう…とも言っていましたし汗

ちなみにWトラでは「今まで観た作品の中で一番面白かった」との感想をいただいたらしい。

つツぱちは、単独観劇後に「これこそマチソワさせるべきだ!」と追加購入したらしい。

 

青い鳥を見ると「楽しかった!」「カッコよかった!」の感想が並び、あんまり💦という様子をにじませている人は私が見たところでは1件だけだったので、一般的には評判がよかったのかもしれません。

まあ、呟くか呟かないかの違いもあるでしょうけれども。

 

 

始まってからのゲネレポなどでは空想時代活劇と書かれているのを発見。

そうか! 時代劇じゃなかったんだね!

自分は3回目のラスト回だけ、これは2.5系の舞台なんだなという姿勢で臨んだので、そこそこ普通に楽しめました。

それでも後半は色々しかめっ面になったので、全体的にホンがうまくないんだと思う…。

参考までに、2.5系で4月に観たゲーム発の2作品とこれと、3つのうちシナリオとして一番しっかりしていたのは、最も2.5な『~ヴァン』だったと思います。

あれは多分、ゲームの人物ルートとなっている骨組のしっかりとしたものから、舞台用として忠実に仕立てたに違いない。

 

 

劇場は、かつて初主演時にお邪魔したところそして先日間違って行ってしまったところでした。

2階があったとは知らなかった。

全体的に、座席も壁の照明も高級そうなつくりです。

壁から突き出した平らな部分にたまった埃はどう掃除するのかなど、どうでもいいことが気になってしまう人。

 

スタッフさんの案内はとても丁寧でした。

しかも規制退場の時には、交通事情でお急ぎの方をまず優先させるアナウンスが。

初めて聞いた! 心遣いある運営だと感心しました。

 

舞台上は、手前と奥の左右に、和風のお立ち台みたいなものがあり、袖の方と上部には和柄の紅色装飾幕。

奥の両側から白幕が設置されて、人物が舞台中央から出入りする際の隠しの役目をするほか、影を投影されるスクリーンとして使ったりも。

その前面で、稼働パネルを人力で動かし、裏から人物が出入りしていました。

今まで観た中では『THE CIRCUS』と似ている記憶。

 

 

では、思い出しつつ雑感など。

 

 

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まずは、怯え追われているモブが3人登場。

「おまえたちは…! 7人の傀儡子――!」的なことを言いながら、互いに斬り合ったり、己の腹を刺して絶命。

弦之介様のアレじゃん。

※『バジ_リスク~甲賀忍法帖~』におけるロミオ役、甲賀弦之介の、己に仇なす者に対してその行動を返させ自滅させる瞳術(どうじゅつ)。

 

影となって表現される傀儡子たちは、糸を絡めて人を操るらしい。

コズミックマリオネ-ションじゃん。

※『聖闘士☆矢』シリーズにおける敵サイド、天貴星グリフォンのミ-ノスの、目に見えぬ糸で相手を操り人形と化し、捩じ切ったりボキボキに折りたたんだりする技。

 

傀儡子7人は、中央に出したパネルに5人と、両側スクリーンにそれぞれ1人すつ、影となって映し出されるのですが、両側だけライティングによって巨大化されているので、7影並んだバランスが悪いという;。

ひとり、きゅっと束ねた髪を頭頂の方から垂らしている女性がいて、彼女と頷き合う男は顎鬚があり、ほかは頭巾をかぶっています。

女性以外は、作品名の7人ではなく過去の隠密なのだと理解したのは2回目から。

 

 

殺伐としたひと幕が終わって、始まる人形浄瑠璃。

メインビジュアルどおりのザキさんが上手の台に立ち、蔦屋一座の演目について軽快に口上を述べます。

で、メンバーが1人ずつ、パネルが分けられた中央から出てきて紹介されるのですが、「通称、おやじ」と「通称、お_凛」はいいとして。

人形を操らせたらピカいち×剛力×お腹出していて血の気が多い権_兵_衛(以下、権ベエ)と、人気絵師の歌_麿(以下、歌マロ)は、「○○▽▽(フルネ-ム)。通称、▽▽」と紹介されるから、ん??となる。

 

通称=実名とは別に日常となえている名前(コトバンクより)

 

で、お_凛さん(以下、おりん)の歌でOPに突入します。

移動するパネル数枚の後ろからひとりずつ、改めて登場し、入れ替わり立ち代わりキメの動きをしていきます。

4人に続いて、奥から歌舞伎役者の彼が現れた時には、同行者も含めた周りの人達がザッと双眼鏡を構えたので笑いました。

 

敵役も含めてメインキャストが全員姿を見せたあとで、主役も江戸っ子喋りで「通称、蔦_重(以下、蔦じゅ~)」を名乗り。

彼とその仲間の全5人が集まって、ツ__人形_衆(以降、ツメさん達)をコミカルに操り同じ動きをさせ、歌い踊って全員でキメポーズ。

あとから考えれば、このOPがまさに2.5の手法だったなあと。

 

困り事があったら書いて本に挟んでおけば、何か起こるかもしれないよ?的なことを町の人(ツメさん達兼任)に告げ、お礼を言われる一座。

裏稼業を堂々と宣伝しています。

そして人形劇団なのか本屋なのかよくわからんな。発明家と絵師もいるし。

 

 

話は前半と後半に分かれていて、前半は歌舞伎役者・👹次にまつわる話。

というわけでいきなりスーパー寺_西タイムのお時間です。

有名な「ボレロ」の合間にバリバリ踊る用の曲を差し挟んだものが流れる中、センターで踊る👹次。

今までチラ見することはあれど、ゆ~たちのいない場でじっくり見るのは初めてでしたが、体幹真っ直ぐで、質感もありつつキレイな踊り方だなと思いました。

曲のテイストが変わってもメリハリがあって。

 

横を向いて、両手は腰に当てて手前の肩をぐいっと動かす動きがなんか好きだなと思ったら、某・夜の海の振付にあるやつだと後で気付く。

そうなると、黒い袴と赤い着物で寺リカに見えてしまったり。

 

袴と書きましたが、帯部分が広めしっかりめの履物は、実は巻きスカートのようになっていて、スタンス広くなると下からゼブラ模様がチラ見えするという衣装もお洒落でした。

 

 

さて。

歌舞伎に新たな手法を取り入れ新風を吹かせ、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの👹次さん。

公演お疲れ後、お付きの者達がPLAYB〇Yという春画で盛り上がっているのを見かけます。

お前ら~と文句を言って、自分のために上質のEvianを汲みにいかせたあとで、春画にかぶりつく。

 

床に転がり、乙女なファンには見せられぬ様でバッタンバッタンしているところへ、ヤクザの組長・山_城(以下、🏔城)と、お付きの平_手(以下、平✋)がやってきます。

見られてた!気まずい!

 

この前段階で、🏔城と平✋が、ショバ内で勝手に賭場を開いた連中(ツメさん達兼任)を脅す場面がありまして。

ずっと頭巾マントの出で立ちだった平✋役のメタルさんが頭巾を払ったら、ガタイの良いてっぺんは坊主頭、後頭部にはタトゥーという異相で、そのインパクトにびっくり。
瓢箪で酒を飲んでいるし、ツボに注いでそのまま飲み干すと、入っていたサイコロをボリボリ食っちゃうし、強烈でした。
でもラスボスではなく、その片腕なんだな。

 

 

さて。👹次は良い武家の坊っちゃんらしい。

2人から、戻って跡目を継げ、もしもこのまま芸事=認められないようなことを続ければお家はお取り潰しになると脅されます。

最終的には、それともいっそ…☠、と凄まれる。

なんでそれを告げに来るのが家臣ではなくヤクザ者なのかっていう疑問は最後まで解けませんでした。

 

歌舞伎をやめたくはない、けれども家に迷惑はかけられない👹次は、蔦じゅ~一座に、自分を殺ってくれと依頼。

すると、まだ件の事情も知らない状態でこんな結構な頼まれごとをしたというのに、蔦じゅ~てば、「とりあえず、うちに来な」というあっさりさ。

いやいやここは、「何か理由(ワケ)ありみてぇだな? ここじゃあ何だ。とりあえず、うちに来な」くらいの台詞にしてくれよー;。

(とは、まだ時代劇だと期待していた頃の感想)

 

でもって、おおたにおにじという名乗りを聞いたところで、おやじ(以下、なだじさん)から、おおたにって野球選手か? おにじ…おにぎりか?みたいなギャグが。

いやそれ要らなくない……?

 

それにノッた絵師の歌マロが『おべんとうばこのうた』を歌い始めるくだりは、3回目にはなくなってほっとしたものの、今度は彼のギャグが追加投入されてきまして。

客席から捗々しい反応がなかったので、どうにかしてよ~💦と蔦じゅ~に泣きついていましたが(^^;)、それに対して蔦じゅ~が「いや、俺は面白かったぞ?」ってニコニコしていたのが、なんだかウォル味があってかわいかったです。

歌マロはなんだか、『~ヴァン』の太_宰さんを思い起こさせる。白い着物でウェービーヘア、柔らかめの役どころが。

 

 

皆の前で、改めて大谷家の事情が語られる回想シーン。

蔦じゅ~が上手お立ち台で合いの手的に解説を入れ、他の人たちが回想内での人を演じるシステムです。

 

――名家の七男だった👹次は、父(歌マロ兼)から剣の稽古をつけられてもあまり上達しない。

そんな時、隣のお姉さん(おりん兼)に恋をする。“独り将棋”で遊ぶ彼女にゾッコン惚れて、様子を覗き見ては身もだえする毎日。

当時珍しい6つ子の兄(なだじさん兼)(おそ松くん…?)の1人に相談したら、女にモテるなら歌舞伎が一番だと言われ、指導者(権ベエ兼)の元へ直談判。

すると、独り将棋を模した踊りでその才を見込まれ、見事合格。(えー)

頭角を現して大人気の役者になったものの、隣のお姉さんはいつの間にか姿を消していた…。

(どこぞに嫁に行ったにせよ、亡くなったり売られたりしたにせよ、隣のよしみで訊いてみればよかったんじゃないか? 年頃からして独り暮らししてたわけじゃなかろうに)

 

やがて父が病に倒れ、兄たちも次々と同じ病で世を去る。

結果、👹次が跡取りに。

この場面でのなだじさん演じる6人の兄は、ふざけているけれど、作品に添っていて面白かったです。

 

 

歌舞伎さえやっていれば、彼女にいつか会えるかもという夢を捨てられない👹次。

結構よこしま…いやいや。

そしてスーパー寺_西タイムのお時間が再びやってまいりました。

今度は歌。切ない気持ちをしっとりと歌い上げます。

以前、FNSで次にやるミュージカルのナンバーを歌った時に、ミュージカル向きの良い歌声だなあと思っていましたが、やっぱり上手かった。

 

しかしここで、舞台上にオタク(役)が登場。

『鬼_次・命❤』とかなんとか書かれた団扇を持ち、蔦じゅ~にペンラ…というか電球を2つ渡すと、自分は下手のお立ち台へ行き、団扇を帯に挿し細長いペンラを両手持ちに振りながら、👹次様への声援を入れはじめます。

なんだこれ…。

まあ、上手台で真面目にペンラ芸している蔦じゅ~がかわいいのでそこはいいんですけれどね。←

 

ともかく、こうなったら舞台の上で命を終えたい!という依頼を受けた一座は協力することになりました。

場面転換でパネルが動く間、蔦じゅ~は懐から赤い帳面を出して、考え考え、閃いて、書き付け始めます。

お芝居の脚本家なの? 本屋で、人形劇一座の座長で、歌舞伎の脚本も書けて、裏では操り人っていう設定なの?

盛りだくさんすぎない?? 

 

 

一方、敵役方。

ラスボス・大岡が名裁きの合間に愚痴をこぼしているところへ、🏔城と平✋がやって参ります。

 

簡単に言うと、🏔城組をいいように使っているのが大岡。

平✋は、組長である🏔城の見張り役として派遣されているのですが、一応ここでは3人仲良く悪巧み。

 

名裁きについてはギャグになっていまして。

私が観た時は、カントリー〇アムが年々小さくなっている罪、星〇源と新垣〇衣が結婚~の罪、それに伴い吉〇里帆を~の罪、でした。

罪の内容問わず、いつでも即刻罰を言い渡すのが名裁き。

 

 

いよいよその日がやってきます。

神経質になっている👹次は、いつもと変わらない一座の様子にちょっと苛々するも、おりんから、あんたのために敢えてそうしているのさと、明るく宥められます。

 

歌マロは宣伝冊子(パンフ)の絵を描いているらしく。

おりんが、特にこの権ベエの絵が良いと褒め、「あんたたち本当に仲がいいねえ」などと、ここまでそんな様子は別段見受けられなかった設定を述べつつ、あんたたちのBoysラブでも描けば売れるかも?などと言い出します。

嬉々として権ベエにくっつく歌マロ。嫌がる権ベエ。

このくだり、いるか…?

 

そこへ蔦じゅ~も、楽しみにしてろよ!てな風にやってきて。

なだじさんは多分発明品のチャリ(自分の似顔絵付)で走ってきて、皆でワイワイ。

 

そして本番。

蔦じゅ~が下手の台を前に正座し、両手持ちした拍子木を打って講談しながらのお芝居が始まります。

そう、前半の蔦じゅ~は、総じて話を語る役どころ。なので、台詞も多いし、テンポよく語らねばならないのだけれど、なかなか上手でした。

ただ、ホールの音響のせいか、全体的に声が響きがちだったのが惜しかった。歯切れのよさが響きで打ち消されてしまって勿体ない。

 

 

大谷👹次、最後の公演。『👹次心中』

身分違いなれど慕い合う2人。

男役はおりん。男りん、かっこいい声色がさまになっています。

彼と恋仲の娘は👹次が演じ、「あちきのために…」とか言いながら、さめざめと泣き袖を濡らす。

これかあ、動画見て勉強したって書いていたのは。

自分も過去に、鑑賞教室で女形の歩き方などを見せていただいたことがありますが、膝を曲げて腰を低く、滑るように歩くのがポイントだった記憶。

なので、そういう動きや、移動する際の着物の捌き方なども練習したのでしょう。

 

しかし、父親(なだじさん演)は別の身分高いお嬢様(権ベエ演)を婚約相手と決め、結納金を支払ってしまう。

もはや駆け落ちするしかないと、結納金を奪って愛する者の元へ急ぐ男りん。

しかし、途中で出会った友人(歌マロ演)の泣きの頼みと口車により、賭け事用に結納金全額を貸し与えてしまう。

 

案の定、友人からは逆ギレされたばかりか嘘つきと吹聴されます。

さらに父親からも、金を盗んだ罪で追われる男りん。

2人の想いを叶えるには、もう心中するしかない状況に追い込まれる――

 

 

ところが、この山場で急にオタクが舞台に乗り込んできて、👹次様が辞めるなんて許さない!そのくらいならいっそ…!と両手に短刀を握りしめて襲い掛かります。

どこかで見た光景です。お願いあなたもわかって…!

倒れる👹次。駆け寄る皆。

 

しかし呼ぶ声虚しく、👹次はしにました。

蔦じゅ~は嘆き悲しみながらも、👹次は皆の心に生き続けるのです! と、上手のお立ち台にあがります。

 

「フォーエバー👹次! ネバーエンディング👹次! We can do👹次!全部100円で安い!」

 

…などと言っていると、一座のみんなを隠したパネルの後ろから、生きた👹次が現れ、今のはなんだと文句を垂れます。

俺はちゃんとしにたかったのに。

 

でも蔦じゅ~や皆は、舞台の上でしねたじゃねェか、そして歌舞伎役者・大谷👹次の名は永遠になったぞと満足気。

いまひとつ釈然としないながらも、👹次はそれを受け入れ、もう行くところがない身、彼らの仲間となるのでした。

6人目の仲間認定された場面は、皆で夜空の星を見上げて、和やかに。

 

 

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残念だったといいつつも前半だけでこの文量。大丈夫なのか?

大体、ツッコミどころある方が長くなるので仕方がないのか。

続きます。まだ書いていないけれど。