欧米人は、自分をハグするのが得意なのだと思う
それはつまり、自分に優しくすることだったり、そのままの自分を認めてあげることが割と抵抗なくすんなりできてしまう
カナダやニュージーに行った時もそれは何となく感じた
余計な観念にとらわれず、無条件でいまの自分を肯定してる感じ
そして自分に対してそうできるのだから、相手に対しても同じように扱える
自分の個性を大切にし尊重しているから、相手のことも同様に尊重できる
そう考えると、僕たちにあまり馴染みのない「ハグ」という行為はスゴいパワーを秘めているのかもしれない
形として行為として、物理的にハグして励ましたり、「大丈夫だよ」と伝えてあげること
相手へなんの見返りも求めず素直な気持ちでハグができるということ
それがもたらすお互いへの尊重は人間関係を創るうえで非常に有効な手段になる
そして西洋人のもつ日頃からコミュニケーションとしてハグする文化が、知らず知らずのうちにそのようなセルフエスティームを構築したのかもしれない
では、一方で東洋人はどうか?
おそらく、そのような西洋人に比べると、自分をハグすることが苦手なのだと思う
俺自身も、相手をハグするのは何だか苦手
それが恋人であろうと、ハグするようなシチュエーションになるとどのようにしたら良いのか分からなくなり困惑することがある
誰かの肩を叩いたりするのですら戸惑うことがある
それはきっと、自分で自分の肩を叩いたり、自分自身をハグすることが苦手だからなのだと思う
そしてそれは特に日本人、つまり、東の果ての国に住む人たちにとっては尚更難しいことのような気がする
サムライ魂、スポ根、我慢、裏表、修行や努力、滅私奉公といったようなストイックな東洋的な思想が背景にあるから、自分をなんの条件付けもなしにハグするなんて、感覚的に受け入れがたいものになっているのではないか
もちろん、そのような文化や思想や哲学には素晴らしいエッセンスがあり、それらによって日本独自の世界に誇れる芸術や製品やサービスや価値観が生まれたのも事実なのだけど、その影の部分の当たるのが、「ハグするのがニガテ」という性質
相手をハグすること
自分をハグすること
これは、物理的なアプローチだけれど、セルフエスティームという観点から見たらスゴく大切なことのように思う