あららがま / クイチャー | だいすけの沖縄音楽紀行?

あららがま / クイチャー

あららがま・・ほとんどの人はご存知無いだろうが、宮古島出身者で結成されたバンドだが、僕も詳しくは知らない(笑)

が、僕は、彼等の1stデモテープあららがま魂を持っていた。過去形だ。

前原君!テープ返してくれ!(笑)                                               

                                                                      

90年代初頭、ワールドミュージックブームと連動して沖縄のポップミュージシャンも注目されていた。

喜納昌吉もその一人で、景気がいいいのか、那覇の国際通りのド真ん中にチャクラと言うライブハウスを作った。僕は職場に近いことから、しばしば通っていた。                                   

   

が、昌吉は内地に行っていて不在ばかりで、代わりにライブをしていたのがあららがまだった。

宮古民謡がレパートリーの中心だったが、メンバーにバイオリンの女の子がいたりして、面白いと言えばそうだなあといった感じの印象だった。

特にオリジナルで沖縄とロシアのポルカとフォークダンスを混ぜこぜにした曲は大好きだった。          

その彼等のライブの閉めがクイチャーだった。                                       

                                       

クイチャーは正確には人頭税廃止のクイチャーと言う。

明治中期まで続いた琉薩二重統治時代の過酷な税制から開放された時にできた舞踊曲で、今でも宮古島では、盆踊りはこれである。                                                     

内容的には「これからは、米も粟も豊作になり、港の砂も食べれるようになり、島の離れ岩は富士山の様になるだろう」と言った感じの希望に満ち溢れた唄だ。

が、あくまで希望的観測の唄でもある。                                           

                                                  

あららがまクイチャーは速かった。

ボーカルの砂川君の「はい、最後ですよ!くいちゃー!」の掛け声一発、超高速のクイチャーを披露してくれた。間奏に入る沖縄音階のギターソロにも燃えるものがあった。

当然の様に僕も踊りまくった記憶がある(苦笑)                                       

                                       

残念ながら、彼らは解散しており、唯一の作品あららがま魂も手元にない。

しかし、彼らは僕に宮古民謡の素晴らしさを教えてくれた感謝すべきバンドである。

仕方ないので今回は宮古民謡の大御所のアルバムを紹介しておく。

                                                                    

アーティスト: 国吉源次
タイトル: 綾語(あやぐ)