オムニバス / 沖縄民謡名選集 1
よく、2chを覗くと沖縄音楽を語ろうみたいなスレを発見する。
何か、沖縄音楽も一般的になりつつあると言うか、皆さんよく聞いているなあと感心したりする。
でも、基本的にどこか変と言うか、物足りなさを僕なんかは感じてしまう。
例えば、沖縄音楽の初心者に薦めるCDは何か?みたいな話題の時だ。
今の沖縄では、どんどんと若いミュージシャン達が発掘され、大して広いマーケットでもないのに発表の場が与えられたりしている。
ここ数年の沖縄絡みのヒット曲を集めたオムニバスが、堂々と沖縄音楽の真髄みたな感じで売られていたりするのだ。
リゾートでない沖縄、島人の優しさ等をテーマにした曲が数限りなく発表されている。
これは、沖縄民謡は元より、沖縄歌謡、ポップス、ロックと全てに共通する事だろう。
かつて、ワルツが名曲沖縄ロックンロールで、
沖縄は、青い海と青い空だけじゃないんだ!
と唄った。ローリーは、親父のヒット曲を否定したのだ(笑)
僕は、今の世代の沖縄音楽の傾向を否定はしないが、心配になる。。
とにかく先人達の偉業を大事にして欲しいのだ。
かつて、70年代に喜納昌吉のハイサイおじさんがヒットした頃、内地の公開ラジオ番組で沖縄音楽特集をしたそうだ。
しかし、聴衆は喜納昌吉には理解を示しても、嘉手苅林昌等、先人の唄には見向きもしなかったと、そのDJは語ったらしい。
同じ様な傾向が、確かに誤解という部分は無くなってきたが、決して無いとは言い切れない。
BEGINなんかは、敢えて沖縄音楽の登竜門と自覚しているからこそ、島人の宝を作ったのだ。(しかも、あの曲は内地でなく、うちなんちゅへのメッセージだ)
今、内地のレコード屋で手に入るCDは、新進のアーティストによるオムニバスか、かつて、沖縄にあったローカルのインディーレーベルのレア音源のコンピが多い。
それはそれで楽しめるのだが、60~70年代に沖縄でヒットした名曲が欠落しているのだ。
マルフクレコード、普久原朝喜が起こしたレーベルで内地資本の参入著しい業界内で、孤軍奮闘している愛すべき県産レーベルである。
当然、沖縄民謡・歌謡の絶頂期に幾多の名演を収めた音源を多数持っているはずである。
沖縄民謡名選集1は、かつての沖縄ローカルのヒット曲を網羅したオムニバスだ。
次回より、16曲、16回に渡って解説・紹介してみたい。
これこそ、沖縄音楽初心者に聞いて欲しいアルバムだ。
でも途中で挫折するかも(笑)
後、最近いまさらのように夏川りみにはまっている。いい唄者だ。
別に若いアーティストを非難する訳ではないので誤解無きよう(笑)
- アーティスト: オムニバス
- タイトル: 沖縄民謡名選集(1)