韓国 軍隊での階級についてご紹介します。
韓国には空軍、海軍、陸軍ありますが
私が調べたのは陸軍についてなので空軍、海軍は
おそらく変わってくると思います。
まず入営したら、
・훈련병(訓練兵) になります。(左胸の階級章はなにもなしです)
訓練所での新兵教育課程にある兵の階級です。
この時はまだ階級章がありません。
・이등병(二等兵) 略称:이병(左胸の階級章が1本線です)
5週間の訓練過程が修了すると修了式があり、
二等兵になります。
配属が決まり、お給料も支給されます。
が、一番下っ端なので朝も一番先に起きて、
先輩方を起こしたり、することがいっぱいです。
・일등병(一等兵) 略称:일병(左胸の階級章が2本線です)
二等兵になってから3ヶ月後 一等兵に昇進します。
お給料も少しあがります。
立場もあがり、少し楽になります。
・상등병(上等兵) 略称:상병(階級章が3本線になります)
一等兵になってから7ヶ月後 上等兵に昇進します。
またお給料も少しあがります。
・병장(兵長)(階級章が4本線になります)
(肩に付けている肩章は分隊長を表しています)
上等兵になってから7ヶ月後 兵長に昇進します。
一般現役はこの兵長で満期となります。
それから上は職業としての下士官となる。
兵長になると、除隊も間近である。
☆40歳になるまでは定期的に軍訓練にいくので
除隊ではなく転役という。40歳になってやっと除隊。
陸軍や海兵隊は21ヶ月。
海軍は23ヶ月。
空軍は24ヶ月
の服務ののち満期転役となります。
転役除隊後は1日でも早く外に復帰したい方が多いので
満期転役になった日に転役する方がほとんどです。
(まれに満期後に転役される方もいらっしゃいます)
ちなみに兵長以上の階級は
・하사(下士)
・중사(中士)
・상사(上士)
・원사(元士)
・준위(准尉)
・소위(少尉)
・중위(中尉)
・대위(大尉)
・소령(少佐)
・중령(中佐)
・대령(大佐)
・준장(准将)
・소장(少将)
・중장(中将)
・대장(大将)
となっています。
19歳で受ける徴兵検査で、軍人として適任とされた韓国人の男性は、
29歳までならいつでも入隊が可能ですが、
ほとんどが20代前半のうちに入隊するそうです。
大学入学し、20歳になった時点で休学し、入営。
転役除隊後復学するのが一般的だそうです。
儒教の国、韓国では年齢による上下関係が強いですが、
軍隊では一変し、階級(入隊順)が上下関係を左右するため
若いうちに入隊することが多いようです。
芸能人は29歳ぎりぎりで入隊することが多いですが、
辛い訓練の中でも特に辛いことは、
”年がかなり下の上官から命令されること”
と多くの芸能人が語っています。
国防TVの『訓練兵の品格』でも
訓練兵の指導係として一等兵や上等兵、兵長の方が
映っています。
この指導係ですが、助教といって
軍の中で成績優秀で模範的な方が選ばれるそうです。
テソンが自分で志願して助教になったけれど
成績も優秀で模範的だったので
そのまま助教になりましたね☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!