D-LITEインタビュー「一緒に作るライブにしたい」
旬な俳優、女優、アーティストやクリエイターが登場し、
「ONとOFF」をテーマに自身の
クリエイションについて語る連載「Talks」。
vol.29はボーカリストであり、BIGBANGのメンバー、
D-LITEにインタビュー。
Photos:Wataru Fukaya
Styling:Gee Eun
Hair & Makeup:Kim Yunkyoung
Interview & Text:Etsuko Soeda
BIGBANGという世界的な人気を誇るグループへと成長を遂げ、
駆け抜けてきた10年。
その節目に、ボーカリストであり、朗らかな笑顔でファンを魅了してきた
D-LITEが2年ぶりのソロ活動をスタート。
アップテンポで気分も上がるチューンを集めたアルバムを携え、
ソロドームツアーを控える。現在の心境、音楽への思いを語ってくれた。
観客と一緒に作るライブを目指して
──まずは2年ぶりとなるソロミニアルバム『D-Day(ディーデイ)』
についてお聞かせください。どんなこだわりが込められているのでしょうか。
「前回の『D’slove(ディスラブ)』というアルバムは
大人っぽい音を追求しましたが、
このアルバムはこれから暖かくなる季節に合わせて、
気持ち良くて爽やかな音楽を届けたいと思って作りました。
そこで僕がずっと聴いてきた大好きなアーティストたちを迎えて
一緒に作り上げました」
──いきものがかりの水野良樹さん、秦基博さん、絢香さんなどですよね。
彼らのような日本を代表するポップアーティストに楽曲をお願いしたきっかけとは?
「『D’scover』というカバーアルバムで彼らの曲をカバーしましたが、
その頃からいつかオリジナルの楽曲を一緒に作りたいという思いがありました。
彼らの音楽が好きというのはもちろん、
実際に会って話をしてみたいと思っていました。
今回提案したところ、タイミングもよく、すぐに引き受けてくれることになり、
実際に作業もすごくうまく進みました」
──そんなアルバムを携えて、ソロドームツアーに臨むわけですが、
ライブへの意気込みをお聞かせください。
「魅せるライブというより、一緒に作っていくライブにしたい
という意識が強いんです。
お客さんに楽しんでほしいですし、そんなお客さんたちの喜ぶ姿から
僕自身もパワーがもらえると思う。
だから作られたものをただ見せるだけではなく、その瞬間を共有しながら、
一緒にいい思い出を作りたいなと思っているんです。
僕はソロだとあまり踊らなくて、ずっと移動しながら、いろんな客席にいる
お客さんとアイコンタクトをとりながら歌っている。
今回は一緒にジャンプしたりして
盛り上がることができる曲ばかりなので楽しみですね」
24時間音楽に浸っていたい
──BIGBANGとして世界ツアーを敢行するなど活躍する
D-LITEさんが、音楽の道に進もうと思ったきっかけとは?
「家族みんなが音楽が大好きで、幼いころから家族でカラオケによく行ったり、
家の中には常に音楽であふれていました。
音楽が身近にあるなかで転機となったのは、
中学の学園祭で先生が僕をボーカルに推薦してくれて、
みんなの前で歌うことになったんです。
最初は驚きましたが、いざステージに立ち、
歌い終えたときの喜びや感情はいまでも忘れられないんです。
そのときから少しずつ努力して
ようやくここまでたどり着けたと思っています」
──ライブで得られる感情とはどんなものなのでしょうか?
「これは日常生活ではなかなか味わえないと思います。
ステージでパフォーマンスする喜びは、言葉では表現しきれないほどです。
だから、ステージに立ち続けるために僕は音楽を続けたい。
それくらい興奮しますね。
そしてライブで2時間以上たっぷり歌った後、
帰りの車のなかで少しスローな音楽を聴くときが最高の気分!
僕にとって音楽はどんなときも欠かせないものなのです」
──最近ボイストレーニングにも力を入れているそうですね。
いまなお、自分自身を磨き続ける原動力とは何なのでしょうか?
「ソロツアーを回りながら、改めて声の大切に気づかされたんです。
僕にとって声は楽器だから。
自分の楽器は自分でメンテナンスしなくてはならないと思って。
そうすることでよりライブに来てくれる人たちに
喜んでもらいたいですから」
──尊敬するアーティストはいますか?
「いろんなジャンルの音楽が好きで、聴いています。
最近は特にロックをたくさん聞いているけれど、
自分自身、どんどん
気持ち良い音楽へと向かっていると思います。
例えば、クイーンのフレディ・マーキュリーが放つ
ステージ上でのオーラ、パワーには本当に圧倒されますね。
ライブを控えているときに、
彼のパフォーマンスの動画を見ることがありますが、
あんな風にパワフルに人を魅了できるのは
ただただすごいなと思います」
毎日がD-Day
──オフの過ごし方とは? 心身ともにリラックスするための方法とは?
「今は本当に忙しくてなかなかオフがないのですが、
あるとすれば自宅だったり、滞在先のホテルで
ゆっくり一人の時間を過ごしますね。
ベッドに横たわって映画や動画を見るのが幸せ。
ほとんどの場合、映画をつけたまま眠ってしまうのですが(笑)
それがまた最高に気持ち良い!一番リラックスできる
方法なんじゃないかな?」
──ファッションへのこだわりは?
どんなところでショッピングをするのでしょうか?
「実はファッションに対してはG-Dragonさんのようなこだわりはないんです!
服を買うのはほとんど日本だけです。
日本滞在中にスタイリストさんが用意してきてくれた
衣装のなかから気に入ったものをピックアップすることも多いかな。
それから、最近買ったものでいうと靴下(笑)。
僕、靴下にはすごくこだわりがあって、
きちんと厚みのあるものでないとダメ。
この前スタイリストさんが理想的な厚みの靴下を探してきてくれて、
とても気に入ったので
200足を工場から特別に直接買わせてもらいました(笑)」
──東京に来たら必ず行く場所がありますか?
「MoMAストアでアーティスティックなプロダクトを買うのは好き。
あとはファッションではないけれど、都内にある韓国料理屋さん。
ここの料理はどれもハズレなし。
ここに来ないと東京に来た実感がわかない。
それくらいお気に入りのお店です」
──最後にアルバム名にある『D-Day』とは大切な日
という意味だそうですが、D-LITEさんにとって大切な日とは?
「もう毎日が大切です。10年間ひたすら走り続けてきたけれど、
10年経ったいま、これから残る時間、
これから愛される時間はどれくらいあるのだろうと考えるようになった。
だから毎日がずっと大きな意味を持つようになりました」
☆参照→Numero
그럼
ㅂㅂヾ(✿^ー^)ノ~❤
旬な俳優、女優、アーティストやクリエイターが登場し、
「ONとOFF」をテーマに自身の
クリエイションについて語る連載「Talks」。
vol.29はボーカリストであり、BIGBANGのメンバー、
D-LITEにインタビュー。
Photos:Wataru Fukaya
Styling:Gee Eun
Hair & Makeup:Kim Yunkyoung
Interview & Text:Etsuko Soeda
BIGBANGという世界的な人気を誇るグループへと成長を遂げ、
駆け抜けてきた10年。
その節目に、ボーカリストであり、朗らかな笑顔でファンを魅了してきた
D-LITEが2年ぶりのソロ活動をスタート。
アップテンポで気分も上がるチューンを集めたアルバムを携え、
ソロドームツアーを控える。現在の心境、音楽への思いを語ってくれた。
観客と一緒に作るライブを目指して
──まずは2年ぶりとなるソロミニアルバム『D-Day(ディーデイ)』
についてお聞かせください。どんなこだわりが込められているのでしょうか。
「前回の『D’slove(ディスラブ)』というアルバムは
大人っぽい音を追求しましたが、
このアルバムはこれから暖かくなる季節に合わせて、
気持ち良くて爽やかな音楽を届けたいと思って作りました。
そこで僕がずっと聴いてきた大好きなアーティストたちを迎えて
一緒に作り上げました」
──いきものがかりの水野良樹さん、秦基博さん、絢香さんなどですよね。
彼らのような日本を代表するポップアーティストに楽曲をお願いしたきっかけとは?
「『D’scover』というカバーアルバムで彼らの曲をカバーしましたが、
その頃からいつかオリジナルの楽曲を一緒に作りたいという思いがありました。
彼らの音楽が好きというのはもちろん、
実際に会って話をしてみたいと思っていました。
今回提案したところ、タイミングもよく、すぐに引き受けてくれることになり、
実際に作業もすごくうまく進みました」
──そんなアルバムを携えて、ソロドームツアーに臨むわけですが、
ライブへの意気込みをお聞かせください。
「魅せるライブというより、一緒に作っていくライブにしたい
という意識が強いんです。
お客さんに楽しんでほしいですし、そんなお客さんたちの喜ぶ姿から
僕自身もパワーがもらえると思う。
だから作られたものをただ見せるだけではなく、その瞬間を共有しながら、
一緒にいい思い出を作りたいなと思っているんです。
僕はソロだとあまり踊らなくて、ずっと移動しながら、いろんな客席にいる
お客さんとアイコンタクトをとりながら歌っている。
今回は一緒にジャンプしたりして
盛り上がることができる曲ばかりなので楽しみですね」
24時間音楽に浸っていたい
──BIGBANGとして世界ツアーを敢行するなど活躍する
D-LITEさんが、音楽の道に進もうと思ったきっかけとは?
「家族みんなが音楽が大好きで、幼いころから家族でカラオケによく行ったり、
家の中には常に音楽であふれていました。
音楽が身近にあるなかで転機となったのは、
中学の学園祭で先生が僕をボーカルに推薦してくれて、
みんなの前で歌うことになったんです。
最初は驚きましたが、いざステージに立ち、
歌い終えたときの喜びや感情はいまでも忘れられないんです。
そのときから少しずつ努力して
ようやくここまでたどり着けたと思っています」
──ライブで得られる感情とはどんなものなのでしょうか?
「これは日常生活ではなかなか味わえないと思います。
ステージでパフォーマンスする喜びは、言葉では表現しきれないほどです。
だから、ステージに立ち続けるために僕は音楽を続けたい。
それくらい興奮しますね。
そしてライブで2時間以上たっぷり歌った後、
帰りの車のなかで少しスローな音楽を聴くときが最高の気分!
僕にとって音楽はどんなときも欠かせないものなのです」
──最近ボイストレーニングにも力を入れているそうですね。
いまなお、自分自身を磨き続ける原動力とは何なのでしょうか?
「ソロツアーを回りながら、改めて声の大切に気づかされたんです。
僕にとって声は楽器だから。
自分の楽器は自分でメンテナンスしなくてはならないと思って。
そうすることでよりライブに来てくれる人たちに
喜んでもらいたいですから」
──尊敬するアーティストはいますか?
「いろんなジャンルの音楽が好きで、聴いています。
最近は特にロックをたくさん聞いているけれど、
自分自身、どんどん
気持ち良い音楽へと向かっていると思います。
例えば、クイーンのフレディ・マーキュリーが放つ
ステージ上でのオーラ、パワーには本当に圧倒されますね。
ライブを控えているときに、
彼のパフォーマンスの動画を見ることがありますが、
あんな風にパワフルに人を魅了できるのは
ただただすごいなと思います」
毎日がD-Day
──オフの過ごし方とは? 心身ともにリラックスするための方法とは?
「今は本当に忙しくてなかなかオフがないのですが、
あるとすれば自宅だったり、滞在先のホテルで
ゆっくり一人の時間を過ごしますね。
ベッドに横たわって映画や動画を見るのが幸せ。
ほとんどの場合、映画をつけたまま眠ってしまうのですが(笑)
それがまた最高に気持ち良い!一番リラックスできる
方法なんじゃないかな?」
──ファッションへのこだわりは?
どんなところでショッピングをするのでしょうか?
「実はファッションに対してはG-Dragonさんのようなこだわりはないんです!
服を買うのはほとんど日本だけです。
日本滞在中にスタイリストさんが用意してきてくれた
衣装のなかから気に入ったものをピックアップすることも多いかな。
それから、最近買ったものでいうと靴下(笑)。
僕、靴下にはすごくこだわりがあって、
きちんと厚みのあるものでないとダメ。
この前スタイリストさんが理想的な厚みの靴下を探してきてくれて、
とても気に入ったので
200足を工場から特別に直接買わせてもらいました(笑)」
──東京に来たら必ず行く場所がありますか?
「MoMAストアでアーティスティックなプロダクトを買うのは好き。
あとはファッションではないけれど、都内にある韓国料理屋さん。
ここの料理はどれもハズレなし。
ここに来ないと東京に来た実感がわかない。
それくらいお気に入りのお店です」
──最後にアルバム名にある『D-Day』とは大切な日
という意味だそうですが、D-LITEさんにとって大切な日とは?
「もう毎日が大切です。10年間ひたすら走り続けてきたけれど、
10年経ったいま、これから残る時間、
これから愛される時間はどれくらいあるのだろうと考えるようになった。
だから毎日がずっと大きな意味を持つようになりました」
☆参照→Numero
그럼
ㅂㅂヾ(✿^ー^)ノ~❤