少し前、紅麹サプリの事件が大きく取り上げられました。

ちょうど春色甘酒に紅麹菌を使ったばかりの時期だったので、私にとってもとてもインパクトの強い事件でした。

まだ解決はしていないと思いますが、亡くなった方だけでなく、腎機能に悪影響を及ぼし継続治療が必要になった方々のコメントを聞いて、とてもショックでした。

健康被害を受けた方々へ、今後どんな形でサポートしていくのかとても気になります。

 

私は大学卒業後の20代前半から、管理栄養士として仕事をしながら多くの慢性疾患を抱える方々と関わってきました。

毎月、病院で血液検査、医師の診察、栄養指導、服薬指導を受ける方々の姿を見続けた経験から、私自身の長年の密かな目標は「生涯常備薬の要らない生活を送ること」です。


肝腎と言われるほど、肝臓と腎臓はとても重要な臓器で、一定レベル以上に機能が低下すると再生することは難しいと言われます。

私は主に糖尿病の3大合併症のひとつ糖尿病性腎症の患者さんの栄養指導を担当していましたが、栄養価計算も複雑で、食事療法の限界を感じることが多かったことを思い出します。

 

生活習慣病と呼ばれる糖尿病・高血圧・脂質異常症などの慢性疾患は、遺伝要因も大きいのですが、日常生活、特に食事と運動が大切な鍵になります。

最低年に1回人間ドックや検診を受け、まずは生活習慣病に関わる数値に大きな変化がないかを確認する習慣をつけていただくことはおススメです。

現時点の数値が正常値の範囲内であっても1年前の数値より悪化していたら、その時点で生活習慣を見直し改善することができます。一般的に言われる正常値より、自身の身体の変化を定期的なチェックの方が当てになります。

 

前置きが長くなりましたが・・・

前述の紅麹サプリメントに加え、最近のプロテインブームも非常に気になるところで、健康にいいと言われている製品が健康を害するものであったと、後々気付いて後悔する人が、ひとりでも減ったらと思いました。

 

 
てんとうむしてんとうむしてんとうむし

 

栄養学は医学と共に日進月歩で、管理栄養士として仕事を継続していくためには情報更新が欠かせないと思っています。

 

日本で約20年間は仕事をしながら、ほぼ毎週末、栄養関連の学会やセミナーに通っていました。

メキシコに来て10年間は、コロナ以降、オンライン開催の学会が増えたことで情報収集がとてもしやすくなったので活用しています。今も年間3~4つの学会を聴講していますが、自分自身の生活に直結する内容でもあるので飽きることがありません。

 

少し前から、日常生活にすぐに取り入れられる栄養情報を、興味のある方々に継続的にシェアできる場所を作りたいと考えるようになりました。

来年2025年は、5年に1度の日本人の食事摂取基準と食品成分表の改訂年でもあるので、私自身の知識のブラッシュアップもしながら、有益な情報をお伝えできる場になればと考えています。

 

ご興味のある方々と繋がれるのを楽しみにしています。

 

 

「大切な自分と家族の健康を守るための食事を学ぶ」クラス

 

‐開催頻度 月1回 

1時間のオンラインセミナー(30-45分講義、15-30分質疑応答や意見交換など)

‐募集頻度

年2回 (6月、12月)

7月~12月、1月~6月 の間に月1回クラスを開催し、半年ごとに更新していただく形式です。

新規の募集は6月と12月に行います。

‐開催形式

Instagramのライブセミナー機能を使用し、オンラインで開催します。

リアルタイムで聴講できなかった方は、アーカイブを残すようにします。

お申込後にお知らせするInstagramの鍵付きアカウントのフォローをお願いします。

‐費用

$780/半年

(日本からお申込みいただく場合は、\7800/半年)

‐内容

栄養学の基礎的な内容+毎月のトピック

学問的ではなく、日常生活にすぐに生かしていただける内容をお伝えできるように心がけます。

‐最低開催人数

1人でもお申込みいただければ開催します。

 

お申し込み、お問い合わせは、

Instagram @jo_armonia_fermentada_chinamiへのダイレクトメッセージ

または、umimame.hakuka.0706☆gmail.com(☆を@に代えて)

 

沢山の方からのご連絡をお待ちしていますおねがい

 

 

 

ニコ久しぶりの猫日記ニコ

 

 

留守中の監視用に設置したカメラを、珍しそうに眺めるクリノスケ。

ドアップ画像に何だか癒される瞬間でした。

7月で3歳になりますが、まだまだ幼さが残る愛されキャラです爆笑