昨日の楽しみは映画でした。

新宿のケイズシネマさんで20時50分から。

生憎な天気予報でしたので、日暮里から先は山手線にお世話になりました。

昨日拝見しましたのは、おっさんずぶるーす(ワーク編)

ショートムービーが3本。

今日のブログは感想を書きたいと思います。

まず、一本目は越坂康史監督で「トイレのおっさん」

シナリオははっきり言って馬鹿です(笑)。

感じられたのは、キャスティングのバランスの良さに、映像を通じて全員に存在感を与える監督采配。

そして、この作品は気持ちを明るくする作用が起きるので、多くの皆様に見てほしいと思える面白さがありました。

続編に続いても良いと思いますし、別な作品のスパイスにもなり得る。

そして、舞台挨拶に出られた俳優さんの印象は映像とは違い、実に真摯に真面目な皆様なので、スクリーンに映し出される演技の良さを引き出す演出の采配も光りました。

はっきり言って面白かったです。

2本目は中村公彦監督で「カリスマハウス」

シナリオは突拍子もない感じから入りますが、シリアスです。

映像の中で、音響と音楽の存在感がこれ程作用するとは思いませんでした。

最後まで見ると、この作品も続きが見たい気持ちになり、また人生の方向性は努力や出会いによって変わって来ると考える事が出来た作品でした。

映像としましては、いつもそこに居る様な空気感と日常を感じる事が出来、個々の俳優さんは役割分担を見事に忠実に映像に反映されたと感じる事が出来ました。

疲れた時に見ると元気を頂ける作品でした。

良い作品だと思います。

3本目は細野辰興監督で「謎乃中年認定壱拾箇条」

田中要次さんと言う俳優さんは、何もしなくても実に田中要次さんですね。

意味不明な事を言いましたが、映像に映し出される場面におきまして、過去に嫌いになった人も含めて、映像に映し出された存在感がこれ程違うのかという印象を受けました。

どうすればこのような結果が出るのか、恐らくは監督采配もあるとは思うのですが、興味深く拝見しました。

さて、作品ですが、おっさんに該当するかがポイントになります。

一歩を踏み出せれば、格好いいおっさんになれるかな?

なお、体力の低下には抗えないと感じました(笑)。

湯船に顔を付けてぷはぁと言います(笑)。

明らかに自分はおっさんな自覚はあります。

前向きな歩みを促す作品だと思います。



3作品を拝見したのですが、もしかすると、これをきっかけに伝説が始まるのでは無いかという気持ちになり、また初めての感覚ですが、ネタバレした状態でもう一度見てみたいとも思える作品でした。

あそこで見たら凄く盛り上がるだろうな、と思える場所が2か所頭に浮かびました。

良い刺激を頂きました。

頂いた元気を元に今日からも頑張ろうと思います。

舞台挨拶の画像を貼っておきますね。