アラームが鳴る前の静寂
飲みかけの白湯から上がる湯気
特別なことなんて何ひとつないけれど
それが「日常」っていう名前の幸せだと気づく
キラキラした誰かと
つい自分を並べて溜息をつく夜
「私だけ取り残されてる?」なんて
スマホの画面を閉じてそっと目を閉じた
完璧じゃなくていい不器用なままでいい
昨日より一歩進めた自分を褒めてあげよう
誰かの正解に自分を当てはめないで
あなたの歩幅で刻む世界にひとつのワルツ
土砂降りの雨の日もあれば
雲ひとつない青空の日もある
全部まとめて「私」なんだと
笑える日がきっと来るから
完璧じゃなくていい涙も無駄じゃない
今日という日を精一杯繋いだ証だから
見上げた夜空に同じ月を見る誰かがいる
独りじゃないよこの空の下で
また明日ここで会おう
愛しい今日の日に

