夢から覚めた世界は眩しくて、いっそ覚めなければ良かったと思った。
そんな僕をきっと君は軽蔑する。
こんなにも真っ白な世界で、上っ面だけ白く見せる僕はどうやって生きたらいいの。

汚れてしまったんだ。誰にも触れさせない程に。

心は二度と開かない。

僕はこのまま独りで生きる。
だけど、何もかも変わらないことが無性に悲しくなる時があるんだ。
いつか 僕は 自らを 殺す。

叱責してちょうだい。
どうかこんな怠惰な私を。

あの時、生温く生きることは私が許さないと誓ったのに、あの時から何も変わってない。
悲しい。
悲しい。
悲しい。

こんな風に生きてはいけないと、こんな風に惰性のように生きてはいけないと思った筈なのに。

あの時決めた約束は果たされず、まだ私は生きてる。


人はあっという間に死んでしまうのに、私は無駄に毎日の時間を過ごしているという事実に愕然とした。流されて、保身を考えて生きるくらいなら、人知れず消えた方がいい。


そんな馬鹿なことを考える位、狂ってきてるのに、それを掴みつづけるのって必要?
まだ私は頑張らなくちゃならない?


もう甘えてる訳じゃないって、自分は主張してる。
何が利己的な生き方かなんて分かってる。
現状だって分かってる。
それでも居られないのは弱さですか?

人を殴りたい欲求を押さえ込んで、血管切れるのも秒読みな世界が素晴らしいんだろうか。

笑えなくなるのも秒読み。



人生なんて、全うしないままここで果てたい。
蓋を閉める瞬間が駄目らしい。

おじさんのときも。
川浦のおばちゃんのときも。
今回も。


帰ってきたときは、本当に帰ってきただけのようで、悲しみも何も無かったのに。


全て終われば愛しいと感じるのは、家族だからか。


生前は一方的に傷付けていたし、赦せなかったし、うまくいかなかったけど。
傲慢で、自己中な考えだと思うけど、せめて、苦しかった記憶は全て消して、本当に好きだったおじーちゃんのとこで二人寄り添えばいいと思うよ。