星漢燦爛 
チャンネル銀河(有料)で放映中、ですが、BS11(無料)でも10月3日から放映予定だそーです
 

視聴のためにチャンネル銀河の契約しました。

youtubeでちら見したとき、えげつない意地悪をやり返す痛快な陰湿さ(笑)や、チャオ・ルースーの抑えた演技が気になっていた作品です。以下すとーりぃを書かないのに、ネタバレを含みます(笑)。

今作で初めて、ウー・レイくんを好きになりました。「長歌行」のときは、髪型のせいなのかこどもっぽく感じて169センチのディリラバさんの横にならんで身長差というよりも、映し方で小さく見えてしまったのかもしれない。今作では、堂々としてたいへn男らしい姿、(体も大きく見えた、不思議、そして顔がちっちゃい)というより、狂人の部類で残忍な面のあるキャラクターですが、愛に一途な描写がよかったです。
親族と、正義の人である立派な母親に不当に扱われる娘・程少商をチャオルースーが好演しています。この人はうまいしカワイイ。「国子監は花ざかり」を見ていたとき80代の母が「この子かわいい魅力的ね」て3回はいいました(笑)。花があるのね表情や動作に。それと好きなのは素朴なあか抜けない感じ。
わざとらしくボケたドジ演技もわりと好きです。私は軽く楽しめる作品が好きなので。

悲惨でもクスリと笑えて。母親との不均衡な関係を描き、従兄たちに初めて良くしてもらった少商、善意でもらったお古の机で大もめになるところとか、ちょっと泣きそうになった。躾という名の親の支配に正当な教育をうけなかった主人公

愛はあるのに、当人の信念体系で行動や態度に反映できない母親に、抗議する気概と能力をもった姿が私にはみどころでした。親から、愛と正義、躾という免罪符で不当な支配や価値観を押し付けられる。

ところで私は皇后が好きだったけど、みんなはどうなんだろう。言いたいことをいってから4ぬってわざとらしいと思うのかな。まあ、虚構ですしね。
わりと黒を効果的に使った映像で、いつもなら軽く感じるだだっぴろいセットが生活して時を過ごしている建物にみえた。だれかと思ったら、東華のガオさんが鹧鸪哨を演じて19年になにか(笑)演技賞をとった怒晴湘西この話をどうして日本の配信は買ってくれないんだろうか?本末転倒だよね》の「鬼吹灯」シリーズの監督さんでした。

皇帝夫妻の偏愛を受ける、主人公二人が徐々に、ひたひたと強烈に惹かれるようになっていく描写も・・・。




気になった女優さんは、皇后役童蕾さん、撮影時41歳、私は駆鮫記で始めましてですが。声が好きですね。そして、温和な皇后を脅して我欲を叶えようとする文修君役(撮影時約44歳)嫣語賦/嫣语赋の郭貴姫の引っ張られた顔。と同年齢の、少商の勇ましい母を演じた女優さん、こちらは綺麗な方ですね。


あとは、皇帝ですね。いま、見ている夢華録でも皇帝やく、しゃがれ声でドスきかせて諭すのがいいね。

支配とこき下ろし、不当な扱い、に虐げられた娘がどう抗うか、清く律すれば、清く律することを重んじるものが人生に入ってくる、という引き寄せの法則のお話9月3日から最後の冥王星やぎ座逆行なので、相応しいかもしれませんね。