七母天の姿を探して

ヴィシュヌとラクシュミー 乳海にて


さて、金光明経=

スヴァルナプラバーサ・スートラ

を読誦して、正法をもって国を治めれば、

国が豊かになり、神が守護してくださる。

 

守護神のひとつ、

堅牢地神けんろうじじん・じしん

です。

 

日本では「地天」、中国でも「地天」

ヒンドゥー教においては

サンスクリット語भूदेवी

のローマ字表記Bhū-devī

あるいは、Bhumi女神ブーミです。

ヴァラーハに座る地球の女神ブーミ。惑星地球よりヴァラーハが大きいところがポイントです。


あるいは、驚いたことに、ブーミはガイア、テラと同等とあり、惑星地球の擬人化存在でした。

 

悪党の要素が多いアスラ、

ヒランヤクシャによって、原初の海に

しずめられたとき、


どんなもんだい、なヴァラーハ。ブーミを肩に乗せてますね

助けたのが、ヴィシュヌの第3化身・イノシシの頭部のヴァラーハです。

以下、英語ウィキ翻訳


ブーミは、保存神ヴィシュヌの化身である擬人化されたヴァラーハの配偶者です。プラーナ(物語)によれば、サティヤ ユガ(最初のイオン) の期間中に、悪魔ヒランヤクシャがブーミを誘拐し、原初の水の中に隠しました。神々の要請に応じて、ヴィシュヌ神はヴァラハの化身(化身)となって彼女を救い出しました。ヴァラハは悪魔を倒し、牙で地球を持ち上げて海の深さから地球を回収しました。彼はブデヴィを宇宙における彼女の正当な場所に戻し、彼女と結婚することにした。



ヒランヤクシャを調伏しながら地球を救うヴァラーハ

ヒランヤクシャ寝てません?😂👆👆👆平和

 

別のお話宇宙論では、ブラフマーが

ヴァラーハの役割をして地球を引き上げる部分を担いました。

 

 

 

助けてくれたヴァラーハと 惑星地球の女神は結婚した、ということですね。なんだか和花(のどか)だな。

 

そのレディ・ガイアである女神ブーミ、

実はラクシュミーの第2化身です。そして



中国語版では「地天」です。


地天

地球を保持する神,中国仏教における二十四天二十天十二天一つで大地を司る神。インドの地母神が仏教に吸収されて、すべての大地を統治している神、とされている。

だから、「真言宗の祭祀では地震土砂崩れの際に天地に守護を求めるものが多い。」とあり、


密教においては地天のマントラを唱えると、災いが鎮静すると考えられているようです。

 

また中国道教において地天は「類似摩利支菩薩斗母娘娘摩利支天と斗母元君と、同じ存在と考えられている。


清朝の絵 おばあちゃん☺

その斗母元君は、
北斗七星の母親であり、

「あらゆる障難を除き、利益を賦与する職能でもある

以上、日本語Wikipediaという存在。

 

中国の百度百科に


清代の文書に一部の人々が昴宿と北斗七星を混同していた、ことを示す記述を見つけました

 

また斗母元君

長男が天帝で次男が紫微帝。華ドラでお馴染みの天帝は中国的地球神の長男という説もある、ということですね。そして

「生来の神の意識であり斗母は単なる比喩的

な化身です」と中国サイトにありました。

 

神というのは、人が信心してなんぼです。

人の信心の意識と同調したものがやって

きますので、

 

貪婪な民が多ければ、貪婪な存在が、

高潔な民が多ければ、高潔な存在が

自己都合的な考えが多ければ、

そのとおりの存在がやってきます。

 

愛による信頼から

「高次存在たちは私たちを守ってくれている、ありがたいなあ」

と思えばそうなりますが、

 

たんなる、面倒くさいから、信じてないけど信じないとヤバイからというような理由、怖いから、不安だから信じる、というのでは、残念ながら信心ではないので、神が隣接するのが難しくなるでしょう。

 

いま、電波が多すぎて高次存在もそれがなかった時代とは違った難しい面を抱えているようです。

 

そして、斗母元君は、

7匹の黒豚に引かれている!面白すぎですね。

ちゃんと7頭描いてますね。

サプタマートリカーのヴァラヒでしょうか。

日本では、遮文荼(しゃもんだ)=チャームンダーに集約されてしまった猪顔の女神ですが・・・。


ヴァラヒ

なかなかに美人ですね

豚ちゃんに引かれる女神、かわいい()

そして、絵には、女媧をあらわす媧が使われていました。女媧と同等という意味。


はい、伏羲のパートナー、女媧ですね。

斗母元君と天帝は母子だけど配偶神とみなし、女媧と伏羲に相当するとあります。

また、ふたつの別名

圆满月光王东华慈救皇君天医大圣

により、東華帝君としばしば関連して考えられていた


というわけで、東華にまた

戻ってこれました。めでたしめでたし()

つづく