東華帝君と同列の存在と言える
伏羲を表す文字が

中国神話の
太陽神と創造神を表す言葉であり、
タウロクトニーの意味を持っていた。
そればかりか
プラーナである「氣」でもあった、
ことを解きました。

一方で「氣」と似た意味と読み方
を持つ言葉が古代ギリシアにあります。

それは結局のところ真の神はひとつであり、
土地柄や民族性・習熟度に合わせて
同じ存在が変容し、土地土地で人々と
関わりを持ち、現した姿の軌跡なのだと
いえるでしょう。

人間と同調することがなければ
関わることなどできませんので、
上の存在たちが
土地柄・民族性・文化・習慣に影響されて
個性が変わってしまうのは当然なのです。

人間の波動の状態と認識が、
関わる存在の個性と質を決定してきました。
ですから
波動が低いと真の神とは違う存在と
関わることになります。
欲望にまみれていれば強欲な存在と
関わるのです。
言葉だけ綺麗にとりつくろいその実
お金儲けを一番の目標に行動している
人は、真の神とつながることは
難しいでしょう。



英語ではpsiであり、
良く聞くサイキックの語源
古代ギリシア語の プサイ
  = ψ 
古代にkh「カー」の発音記号として
活用されたそうです。
 
プサイpsi=Ψは、心理学、超能力を
あらわす包括的な単語。記号。
サイキック(超自然的な、神霊の、
超能力のある)やプシケ(愛の精)
の語源ともいえる文字。

意味の詳細
以下英辞郎より引用 プサイと
関わりの深いプシケについて。

psyche

1〔身体に対する〕精神、魂、霊魂

2〔精神分析の〕精神、プシケ思考・感情・行動の中心となる心で、身体を社会的・物理的環境に意識的・無意識的に、反応・調整させていると考えられるもの。

3《Psyche》《ギリシャ神話》プシュケエロス(Eros)(キューピッド)が恋した美しい王女。Erosは彼女Erosを見てしまうと精になってしまうと告げた。アフロディーテ(Aphrodite)が妬いて罰したが、PsycheErosと同体になった。


一方、プシケのWikipediaの記載は、

・古代ギリシャ語の基本的な語で「」という意味の語。

プシュケー - 古代ギリシャの概念で、息から転じて、いのちなどに相当する概念

プシケ (心理学)英語版 - 現代心理学用語の「心」。

 
というわけで、プサイから発生した
言葉である「プシケ」は、心、息、精神、魂、行動の中心となる
意識である、といえそうですね。
 
また、Ψプサイと同じ発音として
活用された
「ギリシア語Χカイ」について
(中国その他の発音を片仮名表記していますが、すべてアバウトです。細かいつっこみはご容赦を
お願い致します)

クレタ島周辺では、KHと表記した。英語ではこのΧをchiカイと読みますが、
英単語としてchi を使用するときは、
高確率でチの発音になります。
ほかにΧは
「キー、ケイ、ヒー」と読んだ記録が
あり、キリストのことも表している
とありました。
(以上Wikipedia Χより抜粋)
またchiはフランス語では「シ」
スペイン語では「チ」イタリア語では「キ」です。

古代ギリシア語のΨは、
息、心、魂と関連した言葉であり、
プラーナを意味する「氣」が
ある段階の肉体に入ったときの
呼び名=カーの発音を担っていた。

同じ発音を担ったΧとその
英字表記の欧州での発音は中国の
「羲」シー「氣」チー日本語の「気」
と似た音を持っていた、ことも
わかりました。

ψとχの古代発音はkhカー

プラーナを魂存在が自身の経路に
取り入れて、その人物のエネルギー粒子
になって循環している状態のことです。

中国語ではxiシーと発音する
「 羲 」の、音を表す部分が
文字左下の「兮」。
 
この字をなぜ日本では
ケイ、ゲイ、と読むのかが不思議だった
のですが、結論は上述のとおり
古代ギリシア語に関係していたようです。

兮は、もともと鼻から息を出す
象形文字が始まりでのちに下部分が
顎と舌の動き、
上の八部分が口の動きに変遷していった
(百度百科 兮 より)と読めます。

なぜ鼻息から始まった言葉の音が
ギからシーに変遷したのか
まだわかりませ ん。

しかし、
兮もまた音だけでなく成り立ちが
霊魂と関わっていたのでした。つづく