引き続きワニとお乳のお話です。
「大天使メタトロンは龍である⑥」ですが、なんだかワニである、といった方がいいような
今回は日本の神話との共通性から見ていきます。
初代天皇の父親
ウガヤフキアエズを生んだ神 =豊玉毘売命
まず初めに資料です。
Wikipedia「山幸彦と海幸彦」内「古事記の豊玉毘売命の出産」項目より以下引用
豊玉毘売命は海宮で懐妊したが、天神の子を海の中で産むわけにはいかないとして、陸に上がってきた。浜辺に産屋を作ろうとしたが、茅草がわりの鵜の羽を葺き終えないうちに産気づいたため、産屋に入った。豊玉毘売命は、「他国の者は子を産む時には本来の姿になる。私も本来の姿で産もうと思うので、絶対に産屋の中を見ないように」と彦火火出見尊に言う。
しかし、火遠理命はその言葉を不思議に思い産屋の中を覗いてしまう。そこに豊玉毘売命が姿を変えた八尋和邇(やひろわに)が腹をつけて蛇のごとくうねっているのを見て恐れて逃げ出した。
豊玉姫は彦火火出見尊に覗かれたことを恥じて、生まれた子を置いて海に帰ってしまう。その生まれた御子を天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命(あまつひこひこなぎさたけうかやふきあへず)と言う。
しかしその後、火遠理命が覗いたことを恨みながらも、御子を養育するために妹の玉依毘賣を遣わし、託した歌を差し上げ、互いに歌を詠み交わした。
*豊玉毘売命はイザナギとイザナミの子である海の神オオワタツミノカミ(大綿津見神・大海神)の娘。火遠理命(ほおりのみこと)は山幸彦です。
本来の姿で産もうと思った
豊玉毘売命の姿は
八尋和邇(やひろわに)であり、腹をつけて蛇のごとくうねっていた
ということですね。
和邇であり、蛇のようだった。
そのwikipediaの古事記「トヨタマヒメの出産」の前に項目「火照命の服従」
に出てくる山幸が乗った和邇の画像リンクがありました。調べたら西尾市岩瀬文庫所蔵の「かみ代物語絵巻」で描かれた山幸海幸の部分のようです。画像をwikiよりお借りしています。
ワニに似た短くなった龍、という感じでしょうか。
岩瀬文庫さんの以前の企画展示
絵の中央が和邇に乗っている山幸で、左側の腕がおかしいのが海幸、右と後ろの豊玉毘売命の父親である海の神に贈られた、海幸を溺れさせる珠と海幸を助ける珠をそれぞれ持った女性。
山幸彦と海幸彦
👆山幸彦と海幸彦の古事記部分を読んでいたら、次元の降下のことが書かれているのかな?と思いました。
海=エレメントの世界=4・5次元から陸=物質界=3次元にいくお話に見えてしまいました。海の神が海幸に渡すよう用意した釣り針が、低波動になるための道具みたいで、純粋性を忘れて物質を間違ったやり方で扱う=物質に執着すると低波動になるんだよ、ということかと。陸で物体として生きるということは、そういう法則の中にいるんだよ、執着が過ぎると罰が当たるような事態になっちゃうんだよ、気を付けてね、ルールだから仕方ないんだよ、ということかな、と。
次元の降下は高次存在には非常な苦しみや違和感を伴います。それまでとはまったく異質の状態になるので、そこには神さまの生み(次元降下)の苦しみもあったんでしょうね。
さて、水のエレメントは神とかかわっている、ということなのですが。
メタトロンが我が家の浴槽の水をぐるぐる回している動画です。水の回り方が一定ではなくておかしいのがわかりますか?機械などで一定に回したわけではない、ということですが、証明のしようがないですね。私これを、隆法先生にお会いしたら衆目のなかでやりたいな、って思ってたんですけど。透明なバスタブ大の容器を用意して水を5割ほどいれ、釣りなどで使う疑似餌を水にいれて浮かせ、容器や台座にしかけがないことをみんなの前で科学的に証明していただき、水を私が手でかき回し、容器から体を離して、衆目のなかで水を放置します。人間がかき混ぜても、水は当然そのうちに動きが止まるでしょう。それでも、水がぐるぐる回り続けたら、自然の法則に逆らって動いている、ということがわかり神の力や存在がわかってもらえるかな、と思ったんですよ。あんまり派手なことではないですけどね。
神は水を動かせるけど、普段はその力を使いません。いま起きている異常気象は神がしているのではなく、石油使用による温暖化の結果です。
この映像のことが起こっていたとき、私の目には水の中にアルクトゥルスの要素をもった楕円形の粒子体がくるくる旋回しているのが見えていました。動画にすると時間の経過でエレメントが変わってしまうので、撮影時と同じようには粒子体はみえないのですが。この動画は昨年撮影したもの、いまでも毎日、体を洗っているときに湯舟をくるくる回されます。
古事記に出てくる海幸をこらしめる要素をもつ珠も気になりますが、また後述します。
さて、かなり脱線しましたが、豊玉毘売命に戻ります。
お乳岩です。
その豊玉毘売命の伝承が残る、実際の観光地=宮崎日南市の詳細をわかりやすく伝えてくださるHP➡
宮崎県日南市のお乳岩 ACフォトより定額購入画像
現在も健やかな安産・育児を願う人々の信仰の対象 鵜戸神宮 宮崎県日南市大字宮浦3232
サイトに書かれた内容では、豊玉毘売の子がウガヤフキアエズであり、それは私たちの国の象徴である、天皇家の初代とされている「神武天皇の父」ということだそうです。神武天皇の母は豊玉毘売の妹玉寄姫(母親の妹なので叔母になります)
ウガヤフキアエズは初代天皇の父、ということです。
「天皇および皇族の身分を記載する系図である皇系譜」には系図の上で父系(男系)を辿れば、初代天皇である神武天皇へ必ず辿り着く。」ということなので、神武天皇はたとえ神話上の人物だったとしても、現実の皇族と結びつけられて配置されている、ということなんですね。
初代天皇の祖母が巨大なワニだった、
と神話に書いてあるのは衝撃であり、
前述のネイトはイシス・ハトホルと同一視されることもあり、また
太陽神ラーとラーの最大の敵アペプ双方の母親とされることもあった、ということです。
その記述には神なる存在の全体性=統合を感じます。そして、王はラーの息子という位置づけがなされた時代(巨大ピラミッド建造全盛期)もあった、ということなので、初代天皇の祖母がワニで人間が最初に口にする栄養源である乳=母性愛の象徴と信仰という点で、共通点を感じますね。やっぱり、和邇は多いにメタトロンと関係していると思っちゃいました。