帝君 
人間界での
情劫あらすじvol.5


十里桃花42話






三生三世十里桃花
帝君 人間界での情劫あらすじ
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40話は     こちら    
41話は     こちら   



42話 復活の予兆

戸外の亭(東屋)で
物思いにふける陳淑妃(鳳九)

司命から
2年が経ちもはや待てない
と、
皇帝(帝君)への裏切りを
要求されていた

帝君の修練が終われば自分も
青丘に帰ることができる

そう思っても行動にうつすこと
ができない鳳九

皇太子が訪ねてきて、扇を
とりだし師匠(白浅)を懐し
んでいるという。扇は
破雲扇という神器だった。


皇太子が軽く煽ぐと
突然宙に浮いて大きく
なり、驚いた太子をかばって
二人は床に倒れこむ。

その様子を見咎めた皇后は
すぐさま皇帝に
不義をはたらいたと伝える。

相手にしない風を装っても
皇帝は明らかに立腹し
このことを話題にしたものは
だれと限らず死罪にする、と
宣告する。

牢に入れられた鳳九の
もとに司命が訪れ
皇太子との不義を告白
し皇帝を絶望の淵に
おいやるよう、説得にかかり
天界にいる帝君のために
情劫をはたせと迫られる



そこへやってくる皇帝・・

動きだした運命は
誰にも変えようがない、
帝君のためにも心を
鬼にするよう再三の
忠言を受ける鳳九は

愛を失う
恐ろしさに涙を流し 
言葉を振り絞る
のだった・・・




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