映画館に行かなくなってしまったけど
やはり映画はいいですねd(*¯︶¯*)
今回は、「きみに読む物語」
この作品の話をする前に
この作品との最初の出会いの話をしたいと思う。
遠い記憶で…いつ頃かは定かではないんだけど…
パニック障害の発作がひどくて外に出られなくなってから、ようやく少しずつ出られるようになった頃の
楽しみだったのが週に一度来る移動図書館!
家のすぐ側が指定地になっていて、外に出るのがまだ不安で、スーパーに買い物することすらままならない頃でも安心して行けるエリアの1つだった。
本は、2週間借りることができた。
そこで本を借りるために、ネットで色んな本を検索していた時に見つけた本の1つが、この「きみに読む物語」だった。
でも、移動図書館ではこの本を置いてなくて読み損なっていた。
この本を読みたいと思ったのは、一人の女性のことを一生掛けて愛した男の話だと紹介されていたから。
そんな人いる
って、男運ない私は、信じられなかったのよね。
でも、これは作者が "ある夫婦" の話を元に書いた実話らしい。
当時は、読みたかったんだけど見つけられないまま時が経つうちに記憶からなくなっていた。
それ以来だから、かれこれ10年ぐらい前の話になるのかな
でも不思議なんだよね!
たまたま立ち寄った店でほしいものは、置いてなかったんやけど、何故か店内をブラブラとしてた時に目に止まった映画があった。
「きみがくれた物語」
って、書かれていて、何となく「はて?何処かで聞いたか、見たことある映画かな?」と思えて、手にとってあらすじを読んだ時に、とても興味を惹かれる内容なのに、心が「違う」って感じていたのよね…
で、考えていて思い出した!昔、こんなタイトルの本を読みたいと思っていたということを。
でも、タイトルが思い出せなくて…
すぐに店を出てから動画配信サイトで、この映画のタイトルを検索した。
似たタイトルとして出てきた中に、やっと捜してた「きみに読む物語」を発見!
今、パッケージをアップして確認したら、きみに読む物語のことが一番上に小さな文字で書かれてるやん
馬鹿げてると思われるかもしれないけど…
もうさ、物語に引き寄せられた感がするんよね。
映画にたどり着いた時から、見終わってしばらく経つ今も。
あの当時見てもきっと、今回のような気持ちにはならなかった気がするし、文章だと尚の事、ピンと来なかった気がする。
でもこの物語とは、何となく縁を感じる
物語を、知った時期も…
その時には読むことにならず、今になって映画で知る事になったのも…
全て意味があることのように思える
あの時には、まだ私には早かったから探しても見つけられなかったのかな?
長い年月をかけてでも、物語の内容を知るのは、「今
」でなくてはいけなかったんだろうなと思えて仕方ない
で、
ここからは見終わっての感想的な話になるんだけど…
すごいよ!ほんとに実話なら、こんな奇跡のような終わり方する?
ってぐらい感動的なラストだった‼️
私が感じたことがストレートに伝わらないかもしれないんだけどね
現在と物語の中のお話が、交互に展開して行く流れで、物語の中の主人公の男性がイケメンではない(個人的な感想💦)んだけど、とても愛情深く彼女を見守ってる感じがして、なんとも言えない安心感を感じた。
ヒロインの女性は、お嬢様なんだけど飾ったところが無く天真爛漫で、とても笑顔が似合う人だった。
実在した女性も、そうだったのかな?って想像してしまう。
この二人は愛し合ってるのに、引き離され別々の道を進む中で偶然、また出会うことになる。
運命なんだろうなって、見ていて感じた。
出会ってすぐに猛アプローチするほどの一目惚れ!
出会ってから再会するまでの間の男性の一途さと寡黙さ。
その気持ちは、熱く強いのに決して相手を縛ることなく強制もしない。
いつでも「女性がどうしたいのか?」を尊重するところとか、女性が喜ぶことをしてあげることに全力尽くすところとか…
いるんだね~本当に…こういう男性。
今の世の中って、女性に尽くすってなると媚びることを想像すると思うんだけど、この男性はそうではないのよ。
媚びるというのは見返りを求める行為だから報われないと怒りとか出てくると思うのよね。
この映画の中の主人公は、無償の愛なのよ。
だから、私もラストが近づくたびに色んな事が見えてくるとハラハラしたり胸を締め付けられるような切なさを感じるんやと思う。
色んな場面で、登場人物の気持ちがとてもよく伝わってくるから、涙が溢れて仕方なかった。
見る人によって感じ方の変わる映画だと思う。
私は涙なく見ることのできない映画になったけど、あれだけ女性を輝かせることのできる男性に出逢えたヒロインが羨ましい
(最終的はそこ?笑)
久し振りに感動しました!


