何カ月かかったのだろう(笑)


途中で、調べ物だのなんだのと

図書館で借りまくってたもんで

読み進めるのが途中でストップ・・・

ようやく最後まで読み終わりました(^O^)/


小説でありながら

ミステリー小説の世界

サスペンスドラマの世界

などなど、

ありとあらゆる謎解き、推理ものを

熟知されてる東野さんならではの作品です!


ときどき、登場人物が

物語を離れた話をし始める・・・(笑)


シビアに今回の物語は「トリックものだ」とか

「密室ものだ」とか話し合っていたり

個人的な会話をする(* ̄m ̄)プッ


って書いても

読んでない人には何のこっちゃ

わからないでしょうけど

何せ

型破りな小説で、とっても楽しく読みました(^-^)


たまたま、この小説の実写版が

つい最近、テレビ放送していたこともあり

そちらを先に見ていたので

まったくもって違和感はなかったのですが

やはり・・・

そこはドラマ。


登場人物に女性を追加し

毎回捜査をする婦人警官を登場させていて

話が少し膨らんだ形での放送でした。


実際の小説にこの二人は出てきません。


ただ、

ドラマを見ていてへんちくりんな回があったんです。

その意味がよくわからなかったのですが

「なるほど!」

小説を読むと、納得が出来ました。


実にうまく文章を操ってる感じを受けたし

名探偵が主役でのオムニバスドラマっちゅうか(笑)

小説もそんな感じで事件ごとに短編として書かれてます。


その中で、最後の2作ぐらいは

「なんじゃそりゃ~~~~」

って言う意外性と突拍子もない結末の面白さ。


そして、その突拍子もない落ちにしてしまってることを

小説の中の登場人物が物語とは関係なく

作者に対しての意見を述べ始めるなど

小説ではありえない作りになっていて

とっても楽しめました。


本格的な推理小説を読みたい人には

全然お勧めできませんが

謎解きを素人感覚で楽しみたい人には

いいかも(^◇^)


いやぁ~面白かった☆


この方の作品って、

ほんとに最期のいい意味での裏切りがたまりません(* ̄m ̄)うふふ


今は、図書館が蔵書の整理をしていて休みなもんで

またまた、友達が送ってくれた段ボール箱の中から

今度は「秘密」を読んでいます♪(^-^)


花より男子をあさって以降に受け取りに行くというのに・・

こればっかりはね~(笑)