昨日、
24時間テレビのドラマを見ていて
自分が本当に辛かった日々を思い出しました。
主人公の男の子が
病気になったことで
周りが自分に優しくすることへ
怒りを覚え
また、「がんばれ」と励まされることが
辛くて仕方く
最後には、物を破壊し
母親を殴りと大暴れ!
そのシーンを見ながら
解る部分があるので、
私の心まで何か音を立てたように感じました。
もう~忘れかけていたんです・・・・その思い。
どこにぶつけていいのかもわからない
ましてや自分自身をどうすることも出来ない
もどかしさ。
あんな時期に「がんばれ」なんて言われたら
そりゃ辛いよ。
「どうしろって言うんだよ!これ以上!」
って気持ちが
私には凄く解ります。
人はよく「がんばれ」と言います。
そう言えば、
お互いに励みになったり
元気が湧いてくるなんてことも
確かにありますものね♪
何より、励ましの言葉として
一番勇気を与えてくれる言葉だとも思うんです。
ですが、
簡単に言ってはいけない時がある・・・
それだけは、心得ていないといけない
って思ったりします。
私が人にその言葉をかけるとき
書いてもいいだろうかと不安になることがあります。
だから、よっぽど親しくなかったら
別の言葉を選択するようにしています。
何気なく、軽い気持ちで言ったとしても
受け取る人の心が一杯一杯で
これ以上何かあれば
全てがあふれ出してしまうギリギリだった場合。
かけた言葉は、石にとなってしまい
その人の我慢してる心の何かを
溢れさせてしまう凶器となってしまうことがある。
言葉って不思議で
受け取る人の心の状態によって
癒しにもなれば、
ただただ、心を乱すだけの塊にもなり得る。
言った人が悪いんでもない
言われた人の心のあり方が悪いんでもない!!
全て、そこに至るまでの
経緯があっての結果ですから
仕方ない。
だけど、一度溢れだしたものを
止めるのは簡単じゃありません。
そこから立ち直れない人だっているかもしれないんだもの。
だから簡単に言葉を使ってはいけないんだと
思う。
私・・・
ホントに今までは
そんなことまで考えて言葉を選んだりはしなかった。
だから、病気になったことで
それらのことに気付くよう試練を与えられたんだと
今では思ってる。
病気が教えてくれることがある
ってよく聞くけど
病気になったからこそ解る事は
言葉で言い表せないほど
沢山ありました。
そうなってみないと
解らない気持ちや想い
苦しみや痛み。
そういう心理状態になるんだ・・・
っていう事は
経験しないと理解できない。
人は人の痛みを想像できるからこそ
人に思いやりを持って接するんだけど
その思いやりを持つためには
想像力だけでは補えものがある。
だから、痛みや苦しみや辛さを
経験した分だけ、
優しさや労りの気持ちを持てるんだなってことも
解った気がします。
まだまだ全部は解ってはないでしょう・・・
私が経験したのは、
世界中の苦しみの中では
ノミよりも小さなものかもしれないから。
まだまだ私の知らないことは沢山ある。
だから
私は、何事も決めつけることをやめようと思った。
こう言うものでしょ。
っていう考え方を捨てることにした。
自分の想像を超えることは
世の中にはたくさんあるし
人によって痛みの感じ方も違う。
私にとって「それぐらい」って思うことが
ある人にとっては「人生が終わる」ほど辛いことかもしれない。
ドラマを見たことで
自分が辛かった時期を思い出し
私が病気をすることで得たものを
忘れちゃいけないと
改めて思った♪
経験したことは、
一つも無駄なものはないんだものね。
また今日から
気持ちを新たに生きていきます☆(^-^)
長々と自分への戒めを書きましたが
最後まで読んで頂いてありがとうございますm(_ _)m
これを読んで嫌な思いをされた方がいらっしゃいましたら
心からお詫びいたします。
私に対しての戒めですから
誰かへのメッセージでは決してありません。