先日移動図書館で齋藤孝さんの
原稿用紙10枚を書く力
って言う本を借りて2日で読みました(笑)
小さな文庫本で厚みもなかったから
すぐ読めたんだけど
良いことを書いてくれてて「うんうん」って思いながら読んだ箇所と
イマイチしっくりこないまま読み進めた箇所との
ギャップがすごくある本だった。
全ての例えをスポーツに例えられると
そんなにスポーツに関心があるわけじゃない私には
ちょっとしっくりこないこともあったりして・・・
それは私との相性の面でしっくりこないだけで
ピタッとはまる人もいると思います。
他にも文章の構築の仕方や
書くトレーニングの仕方など、詳しく書いてくれていました。
私は、書くことが好きで
それを利用して自分の病気と向き合うために
ブログを始めたんです。
人に自分のパニック障害の体験を話せないから
そこをクリアするために。
その事は以前に記事にもちょっと書いたけど
それがきっかけだった。
今はその段階を超えて、病気を受け入れられるようになり
完治に良い感じで向かっています。
その流れで今のこのブログはあるんですけどね。
この本を借りてみようと思ったのは
ただ、想うままに書くというのも
限界があるなって思うようになったから。
後、小説書いてるけど何も学ばないまま書いてるから
ちょっと参考になればいいなって思ったのよね。
そしたら、良いこと書いてあった。
書くことと読むことというのは繋がっていると
この本には書いてある。
人は書くトレーニングをし書く力をつけることで
読む力もつけることになるんだそうです。
なぜなら、どうやって書いたんだろうと想像しながら読むことで
より内容を理解することが出来るからだそうです。
それは、与えられた本の内容(物語)を
辿って楽しむだけじゃなくて
書き手の立場になって読むようになるために
書き手の思考回路に近くなることで
読む力が格段につき、
読書から得るものが非常に大きくなるんだそうです。
すると、より書く力がついて来る。
このいい循環が持てるようになると
本を読んでも映画を見ても
それらが無駄にはならなくなって来る。
と、本には書いていました。
なぜ、このようなことを
学校で教えないのだろうって私は思ったのよね。
小さい頃から、本なんて読まなくてもいいって
ずっと思っていました。
だけど、大人は「本を読みなさい」と言うし
今では学校で読書の時間がとりいれられてるそうじゃないですか。
そこまでして本を子供に読ませるのはなぜか?
何でそう言う事を教えないのでしょう。
本を読むことはいいこと、本を読むことで賢くなるとか
そういう風なアバウトな回答しか
私は貰ったことがありませんでした。
だったら別に読まなくたって
有名な本は映画やドラマになるんだから
それを見りゃいいじゃんで終わってしまってた。
実際、私は本を読まない代わりに
映画は良く見ていましたが
高校生になるまで読書というものをしていません!
国語の教科書に載ってる範囲でしか
本は知りませんでした。
小学校に上がる前は本が好きで
絵本をよく大人に読んでもらっていたそうです。
その内容を一言一句覚えていたといいます・・・
私の記憶には全くありません(笑)
面倒くさくて、私が寝てるだろうと思い
1ページでも飛ばせば
私は目を開いて「違う!」って怒ったそうです(笑)
そして自分で「こう!」って暗記してる物語を語っていたそうです。
それぐらい本が好きだったのに
小学校に上がって本を読まなくなりました。
切っ掛けは何だったかは覚えてません。
だけど、ここまで筋道を通して教えてくれていたら
その頃から書くことは好きでしたから
本を読むようになっていたかもしれません。
だって・・・
読書感想文を本を読まずに書く人でしたから( ̄∇ ̄ ;)
でもね、別に教えてくれなかったのがいけないと
言ってるんじゃないです・・・・誤解しないで下さい。
文才がないので、主張が偏って誤解を招きかねないですが(~_~;)
私が言いたいのは、
なぜ?と子供に聞かれた時にちゃんとした答えを持って
話せる大人がどれだけいるだろうってことです。
子どもに本を読んだ方がいいと教えるなら
なぜ、読んだ方がいいのかって言うのを
教えることも大事だなって思ったんですよ。
そこで子供の人生が変わるかもしれないから。
私に子供が出来たら、このことは話してやりたいって
思いました。
幸いなのか?!
独身なので、まだ間に合います(笑)
なんて冗談は置いといて(^^ゞ
この「書く力」という本を
私は書くための力を学ぼうと借りましたが
書くことも読むことも、しいては話しをすることでさえ
全て力がある方がいいと思うようになりました。
感想一つ書くのでも
美味しかった。まずかった。
面白かった。面白くなかった。
と言う2択だけの感想だと
面白くも何ともないし、個性がないですものね。
これってブログって世界でも同じかもしれないって思ったんです。
コメントを書くにしても記事を書くにしても
自分が感じたことをどう表現するか・・・
そこが書く力なんだろうと思う。
また、そうやって書こうと思っていれば
書くために情報が必要になる。
その為に、本を読む時の感性は強くなり色んなものを吸収しようとする。
こう表現すればより伝わるな~って感じるものを本の中で見つければ
それを知識として記憶に残そうとするし。
テレビを見ていて、上手に感想を言ってる人を見ると
「ああ言う風に表現したら解りやすいな」って思うようになる。
全てを無駄にしなくなるってことなんだろうなって思います。
書く力がつけば読む力も付く、
そして読む力がつけば知識が増え、
会話だって豊富になってくるんだろうと思う。
全てが繋がっているのなら
どれも努力を惜しみたくはないなって思ったんです。
長々とだらだら書いてる私には
まだまだ全然書く力が備わってません(~_~;)
これから、この本で得た知識を
自分のものにしようと思います。
縁あって出会った本ですから
無駄にしない努力をしないとね(^-^)