上のyou tubeは、
「少林寺木人拳」
明日は明日の風が吹く~パニック障害でも大丈夫~

という
ジャッキー・チェンさんの映画の
主題歌のB面だった曲です。
私が初めて買った
ジャッキーさんのアルバムにも入っていました。

小学生だった私が
テレビ放送でこの映画があったのを
親戚の人に録画してもらいました。
まだビデオが各家庭にある時代ではなかったので
休みの日に必ず見に行っていた
とっても思い出深い作品です。

この映画が大好きで
何度も何度も子どもの頃に見てましたから
ある時、「イロモネア」を見ていて
中川家さんがモノマネの挑戦の中で
「木人拳」のモノマネをしたときは
お腹抱えて笑いました(^▽^) ハッハッハ。
アレは見たことがある人じゃないと
笑えないネタでしょう。

この映画は、ジャッキーさんならではの
カンフー修行ものでも
初期のころの作品だと思います。

なにせ・・・
ジャッキーさん、まだ目が一重でした(笑)
人気が出る前の作品なんだろうと思う。

ちなみに私がジャッキーさんの映画を
初めて見たのは「拳精」っていう
5人の本の妖精(?)が出てくる映画です。
劇場で見たのでそれは迫力があり面白かったです。

それからジャッキーさんの映画にはまり
映画館、テレビに限らず見まくりました。

前置きが長くなりましたが、
「木人拳」は、少林寺で雑用のようなことをしている
周りから「ダンマリ」と呼ばれてからかわれていた
ジャッキーさんが演じる言葉を話せない青年が
主人公です。

もともとはカンフーを習うために入ったのですが
教えてもらえず、いじめられ辛い日々を過ごしています。

ひょんなことから、ダンマリは僧侶たちが食べ物を持って
滝の奥に消えていくのを見かけ
後を追って行ったことで、そこにいた
鎖に繋がれた男と出会います。

もって来てくれた食べ物を僧侶の前では
まき散らして食べようとしない。
でも、僧侶が去ると必死で広いむさぼりつく。
だけど、洞窟ですから下に落ちると土や砂がつく。
それを見たダンマリは、
落ちていた肉まんのような食べ物を拾い
外側についた汚れを払ったのち、
皮をむくようにはがして汚れをのけてから
男に渡してやったんです。

なんて優しいのでしょう☆

それを見てから私も弟も
あんまんや肉まん食べるときは
皮をむくようにして外側を食べてから
かぶりつくようになりました(笑)

きっと私たちだけじゃなくて
アレを見た同じ年ぐらいの子は
したことがある人いるんじゃないだろうか(* ̄m ̄)ふふふ

それをきっかけに、その男と親しくなったダンマリは
男のもとへ通ううちにカンフーを教えてもらうようになり
教わったカンフーを使って少林寺を出る決意をします。

少林寺を出るとき、掟のようなものがあり
カンフーの最終審査でもするように
木人との闘いをすることが決まりになっています。

暗い地下牢みたいなところに無数に並ぶ木人の立つ廊下を
通過しなきゃいけない。
上のジャケット画像でも少し映ってるから
どう言う場所でどんな木人かが少しわかりますよね。
これだけ狭いので、走って逃げるってことが出来ないので
闘うしかないんです。

もちろん木人は殴りかかってくるし、蹴っても来る。
その長い戦いのシーンをよ~く見ていると気づくのですが
木人が一体だけ、「ワンツーワンツー」って感じで
踊ってるのがいるんです。
アレを弟と見つけた時は大笑いしました(笑)
何十という木人がいれば、個性的なのも
一体はあるっつうことでしょうね(* ̄m ̄)プッ

それらをカンフーを使って通り抜け外に出ます。
でもそれで終わるわけではなく、
そこからこの物語は確信に向かって行き
なぜ、ダンマリが少林寺に入ったのかがわかり
何年もの辛い日々に耐えて来たのかが明らかになる・・・

というお話です。
ラストはうやむやにしましたが
小学生ながら、衝撃のラストでした!
「えぇ~~~~」って。
ジャッキーさんの迫真の演技に、どれほど堅い誓いを
長年守ってきたのかが伝わって来るほどです。

それだけ見入った映画で大好きなんですが
主題歌の「ミラクル・ガイ」も元気をもらえる
いい曲で好きなんだけど、
このブロークンブロッサムは
丘で風に吹かれてるような柔らかい曲調に
切ない歌詞がピッタリで、
子どもながらに大好きで歌詞を耳で聞いたままに
ノートに書きだして一緒に歌っていました。

だから今でもこのyou tubeを聞きながら
歌詞がなくても一緒に歌えるんです。

小さい頃に覚えてる歌って
いつまでも忘れないものなんですね~・・・

懐かしい曲に出会えて
何だか嬉しくて、映画についても書きたかったので
長々と書かせてもらいました。

ジャッキーさんの映画は思い出深いものが
沢山あります。
いずれ、少しずつ書いて行こうかなぁ~
なんて思ったりしています(^^ゞ