人って
何で感謝の気持ちを忘れるんだろう・・・
いつも思うのよ。
私自身、
パニック障害になったことで
最悪の状況を経験したからこそ
ほんのちょっとのことでも
感謝する気持ちに目覚めることが出来たんだけど
喉元過ぎれば・・・
じゃないけど、
いつの間にか、不平不満を口にすることがあり
怒ったりイラついたりすることが増えてくる。
元の生活を取り戻せば、取り戻すほど
そんな自分に少しずつ変化してるような気がする。
全く外に出ることができない日々を過ごし
やっと少しずつ外に出られるようになった時
色んなものに感謝した。
歩いて行くことに不安がある私を
いつも支えてくれている原付に
本気で感謝して撫でたり「ありがとう」と伝えたり
それこそ、他人が見聞きすると
「変じゃないの?」って言われるようなことをやった。
それぐらい原付には感謝してる。
それは今でもそうなんだけど・・・
原付がなかったら外出は今でも恐怖だったかもしれないからね。
外出できるようになったら
まだ最初の頃は、スーパーで買い物するだけでも
余裕がなくて、レジが混まないように見ながら
必要なものを選ぶことなく手にとって
レジに急いだもんだった。
だからレジの人の温かい笑顔を見ただけで
ホッとしたり
「いらっしゃいませ」
って言ってもらえるだけで、何だか安心感を得られて
そりゃ~感謝した。
お客さんの中でも、籠がぶつかって
「すみません」って謝ると「すみません」と
笑顔で返してくれたことで、緊張がフッと解けたりして。
そんなちょっとしたことに
いつも感謝の気持ちを持っていた。
今だって
全く感謝の気持ちがなくなったわけじゃない。
だけど、
前ほど感動はしなくなったように思う。
辛かった日々は
早く忘れたいと思うものだけど
私が経験したパニック障害で得た日々は
絶対に忘れちゃいけない。
色んな人に励ましてもらって感謝したことも
身近な人たちにかけた迷惑も
怒りながらも支えてくれた家族にも
泣き言ばかり言ってた私を
メールで励まし続けてくれた友達にも
同じ病気ということで互いに頑張り合った
ブログで知り合った友達にも
みんなに感謝の気持ちを忘れちゃいけない。
ココだけの話・・・
私がパニック障害になったのは
そういう、支えてくれてる人への感謝の気持ちに
気づくためだったような気がしてならない。
そして、もっと謙虚に生きなさいってことを
教わるための回り道だったような気がする。
もちろん、それだけじゃないんだけどね。
ここに来て、もう一度
自分にしっかりと言い聞かせておかなきゃいけない。
私は一人で生きてるんじゃない。
周りの人に支えてもらってるからこそ
やって行けるんだから。
「ありがとう」って気持ちを持たなきゃダメ!
決して「ありがとう」と言うだけの人になってはいけない。
心のこもった「ありがとう」が言える人でいたい。
もう一度、改めて自分を見つめなおそう☆