仕組み債って
なかなかわかりにくい仕組みとそれゆえのコスト、
リスクとリターンの不均衡で悪評が高いですね。
もし自分の親が
仕組み債に投資しようとしているなら
全力で「やめとけ!」と言いたい。
仕組み債が悪いっていうよりも
よくわからんものへ投資するのは
やめとけってことです。
だけど
海外にはこういう仕組み債もあるんだ。。。
という情報は
持っておいて損はないと思います。
・発行体は欧州系大手銀行
・3年で満期
・早期償還の可能性あり
・満期前の償還判断は発行体がおこなう
・早期償還の場合は年利8.56%と元本が返ってくる
・満期時にS&P500が開始時の101%以上なら元本+S&P500 ×150%(1.5倍)で償還
・満期時にS&P500が開始時の70〜100%なら元本を償還(±0)
・満期時にS&P500が開始時の70%未満ならその時の時価で償還
まぁ
簡単に言えば
- 金利:年8.56%
- 値上がり益:S&P500 ×150%(1.5倍)
のどちらかをもらおうという仕組債です。
投資するとしたら
投資開始から3年のS&P500がどうなるか・・・ がキーになります。
過去5年に限って見てみても
2020年の3月に大きく下げたのと
2022年全体的に下落傾向でしたが
2019年から比較すると現在も1.5倍以上で推移しています。
こういう投資もあるんだな〜くらいの
認識を持っていただけたらいいなと思います。
早期償還の年利8.56%か
S&P500 x 1.5倍を期待する
その反面
満期のタイミングでS&P500が
下落したら・・・
と思うと、
ボクはちょっと怖さを感じます。