友達がショットバーを開店したと聞き
飲みに行ったのは何年前だろう。
先日、日本の同級生からラインが来て
「新宿で飲んでる俺らの写真をアイツに送れ」と言われたのよーって
一枚の写真が送られてきた。
写真の中、3人の中年男性が楽しそうに笑っていた。
その中の2人はすぐに分かったんだけど、
もう一人がどうしても分からなくて。
その分からない人が、ショットバーのオーナーになった子だった。
すっかり落ち着いていて、良い意味で驚いた。
ロングヘアでシェイカーを振っていた当時の面影は見当たらないけど、逆に新鮮。
小学生の頃からトランペットを吹いていたような子だった。
数学が得意で、走るのが早くて。
割と早い段階でアメリカ行きを決意していた私は、彼に自分の将来の夢を話したことがある。
手放しで応援してくれたなあ。
渡米、というか留学自体を親に反対されていたものだから、週7で仕事して学費を始めとした軍資金を貯め、当初目指していたボストンに下見に行ったとき(住める場所か否かの確認)
「ボストン行くなら、rose社のライムジュースを買ってきて」
と、彼に頼まれたんだ。
帰国した後、開店したばかりのバーに、ボストン美術館で買ったオキーフの絵と、ライムジュースを持って行った。
rose社のライムジュースというものが、当時はまだ日本で購入出来なかったのか、高価過ぎたのかは分からない。
「あそこのライムジュースはサラサラしていて飲みやすいんだ」と言っていたのだけは覚えてる。
日本のサイトで調べたら、今は買えるみたいです。
ちょっち高め!