久しぶりに、鑑定で役に立つかもと話した、昔の話を書きます
愛情を図る時、ひとつの尺度で図っては間違う事もあるという事です。
視野が狭くなり、これをしてくれないなら、私には愛がないと判断してしまうのは危険です
28歳か29歳ぐらいの時、年下の彼氏からプロポーズされ婚約しました。
指輪もいただき、両方の親にも挨拶、親同士も挨拶していました。
ところが、結婚する2ヶ月前に、彼が一緒に住んでいた家から家出して、急にいなくなりました。
理由は、弟子入り制度で働いていた師匠が、もう少し稼げるようになってからの方がいいと言い出したからでした。
私も、親に反対されているなら仕方ないと思いましたが、仕事の人に反対されても納得いかず、でも、判断は彼に任せていました。
板挟みになって辛くなったようで、逃げたようでした。
今でも彼に言われて根に持っているのが
「女は20代後半になると、結婚に焦るから、先延ばしにしたいと言いにくかった」
と言われた事でした。
そもそも、私から一度も結婚して欲しいとは言っていないし、何度も結婚してくれといったのは向こうです
先延ばしにするなら、もっと早く言って欲しいし、ちゃんと、うちの親たちにも説明して欲しかっただけでした。
私は親や親戚、職場にも結婚報告してしまっていて、婚約者の都合で日程を変えるなら、そこは譲れませんでした。
両親には、話は渋々しに来てくれましたが、腹のすわらない返答に、滅多に人に意見しない父親が
お金は何をしてでも稼げる、女に変えはおるんか？
家族を守る覚悟はあるんか？
おっちゃんは、そうやって生きてきたで
と言われてしまい、何にも言い返せずで、その後失踪したという流れです。
一応話し合いはしましたが、彼がいった事は
好きなら待てるはずなのに、待ってくれなかった
その一点で、私の愛情を図った発言でした。
弟子なので、収入もほとんどないので、生活費は私が出していたし、彼が大きな病気をしたのが理由で同棲も始めたのです。
私のした事は当たり前で、待ってくれなかったから愛はないと判断された事に、当時、悔し泣きしました。
女だから結婚に焦ってるっという発言にも、腑が煮え繰り返るような怒りを感じました。
人間なんて、こんなものかぁ
と思ったものです。
しかも、両親も私も、待たないとは言っていないのですけどね
先延ばしにしても、全然いいよー
、と優しい言葉が欲しかったんでしょうね
この人、本当に周りの意見にフラフラしょっちゅう意見の変える人で、優しい人ってこんな感じなんだなぁと思いました。
〇〇してくれないから、愛はないと早ガッテンしない方がいい事も多いです。
俯瞰してみるって難しい事ではありますが、大切なポイントではあります
