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これは、大きく2つ理由がありまして、
①人は聞いた話を誰かに話す可能性が高い
②自分の見ている世界が共有できるとは限らない
が、大前提にあるからです。
人は秘密っぽい話を黙っていられない事が多いのは、ちょっと調べたらわかる事です。
〇〇さんが、こう言ってたよなんて、言いふらされたら一貫のおしまいです
基本的に、人は自分に優しい人、親切な人、利益のある人を「良い人」といいます。
それは、たまたま自分や周りの人にとって良い人なだけかもしれません。
精神科での対人関係の評価の基本は、性別、年齢、立場、男性には弱いけど、女性には強くいうとか、上司にはヘラヘラしてるけど、部下には八つ当たりするとか、人によってどれぐらい話を変えているのか、話の整合性はあるのか、ある程度、色んな立場でどのように態度が変化するか見ます。
これをするのは、しばらく時間がかかります。
数回くらい態度が悪いくらいなら、機嫌が悪いとか、体調が悪いとか、の可能性もあるからです。
繰り返し行われるパターンというが確定した地点で、その人の対人パターンを判断します。
ここまで評価して、その人をみている人はかなり少ないです。
相談された側は立場の強い人で、嫌な事をしてくるその人が前では良い子にしてたら、相談しても気のせいだとか、相談した側が悪いとか言われます。
自分に利益があると、人は「良い人」と判断します。
その「良い人」が、こちらの話で「そうじゃないのかも」と変わるには時間がかかる訳です
私は、話の整合性というのは、かなり重要視します
Aさんに話している話と、Bさんに話している話、同じ出来事をどれぐらい変えて話すか慎重に聞きます。
多少変わるのは当たり前なんですが、嘘つきな人や、調子ノリは、人によってかなり話を変えます。
こういう人は、まず信じてはいけません
あっさり裏切ります。
職場は学校と違いますし、お金を稼ぎに集まっている集団でしかありません。
同じ職場の人に、この人が意地悪で〜とか話すのはリスクしかありません。
相談しようとしている相手、本当に良い人なのでしょうか?
自分には良い人なだけではないでしょうか?
良い人なだけで、面倒な事は嫌な人かもしれません。
攻撃されてキツイ時は、コンパクトな物でいいので、鏡を持ち歩くとか、塩を持ち歩く方がいいです
人を分かった気にならないって、本当に大切です。