父親のお通夜もお葬式も終わり、ひと段落つきました
私には姉妹がいますが、葬儀屋さんがお父さんとの思い出を文字に起こして、簡単にまとめたものを読んでくれました。
要約してまとめて、ってすごいですね!
妹が前もって父との思い出を話していまして、それを葬儀屋さんから聞きましたが、妹の記憶に残っている父は
・給食のコップにカエルを入れて戻ってきたらお母さんに怒られて、その時側にいてくれた
・学校を抜け出して迷惑をかけた
いやーびっくりさせたなぁ
・お祭り騒ぎが好き
・お酒大好き
という事を、葬儀屋さんの聞き取りメモに書いていました。
というか、学校を抜けて迷惑をかけたは、妹の行動であって、父の事ではないという、おとぼけた所が妹らしいです、笑
妹は男性が大好きな、天然ボケタイプです、笑
私が葬儀屋さんに説明した内容は、
・仕事人間で、仕事ばかりしていた
・たまの休みも仕事が入ると仕事にいってしまう
・お人よしで、ついつい仕事した代金をタダにしてしまう
・お調子者でお酒が大好き
・とにかくペラペラよく話す
です。
妹から見た父と、私から見た父は違う人物のようです、笑
人の記憶って、不思議なもので、しかも覚えている内容も説明の仕方も違うものです。
仕事代金をタダにしてしまう、お調子者って所は母がとても困っていた所なので、私が話している横から入ってきて、仕事で父親によく困らされた話をいっぱい話していました。
母の父のイメージはそういう人です、笑
大風呂敷広げて、あとはよろしく!
俺は知らん
まっ、なんとかなるでしょ?
(母が何とかするでしょ?)
みたいな感じですね!
迷惑なやつです、笑
私なら首絞めます、笑
こんな感じで、人の記憶って、後から作られるものでもあるのです。
同じ出来事を見ていた家族でも、見ている父親の顔は違うのです
だとしたら、良かったように記憶を整理するっていうのもできるはずなのです。
父親に対しては、私は両方全く違う思いを実は持っていて、母親に対してよりも複雑です。
父は優しい人ではありますが、揉めるのが嫌いなので、短気で好戦的な母親の集中攻撃に合っている私を見て見ぬふりをよくしていました。
そういうズルい男性だったというのが私のイメージであります。
ただ、仕事人間だったのは母親もそうだそうだというくらい、仕事人間でしたから、そういう所をクローズアップして記憶に残しています
そういう所を思い出して、嫌だった所は思い出さないように時間をかけてしていくというのをしています
人の記憶ってリメイク出来るのです
街録チャンネルに出演していた、岩井志麻子さんもいっていましたが、人の記憶って曖昧なんですね。
どうせなら、いい記憶にリメイクした方が楽しいと思います