最近、僕らは奇跡でできているというドラマを見ています
私はアマゾンプライムで見ています
なんか、視聴率良くなかったそうですが、とてもいいドラマです
ただ、風変わりな人というよりは、主人公は発達障害の特徴をすごく持っています。
子供のころは、どうもADHDが強かったようですが、大人になってからは、ややASDが強めな人になったような感じに描かれています
私は医者じゃないので勝手に判断してはいけませんが、個人的な私の見解です
子供のころはハエが気になって、授業中席を立ってしまう、ウロウロしてしまう、ソワソワ身体を動かしてしまうというのが、じっとするのが得意ではないという特徴を出してます。
大人になると、周りの人の感情や、思い、思惑などは気にせず、自分のやりたい事を優先、ルーティーンはどこでも守る。
主人公は大学の先生をしています
それで、ルール守れないのでよく事務長に叱られてます。
このドラマの素敵な所は、発達障害を持った人(私が勝手に主人公をそう判断しています)をドラマチックな感じに描いていない所です
サリバン症候群とかみたいな、発達障害すごーーいみたいな感じに描いてない、ありふれた日常を温かく描いています
そして主人公は、
「僕は、人となかなか仲良くなれませんから。
でも、一番仲良くなりたい人と仲良くなれたから、それでいいんです。
昔はその人のことが本当に大嫌いで、仲良くなろとしても無理で、とにかく嫌いで毎日泣いてました。
今はもう大丈夫です。
僕です。
昔の僕は僕が大嫌いで毎日泣いてました。」
といっています
自分自身と仲良くなれたから、それでいいと言い切れるのがとても素晴らしくて感動しました
皆さま、自分と向き合えてますか?
自分好きですか?
愛していますか?
このドラマの主人公は、
どうしてみんなと同じにできないの?
どうしていつも同じ事で怒られるの?
と泣いているシーンも出てきます
確かにみんなと同じは安心かもしれない。
でも、みんなと同じだから幸せになれるのでしょうか?
女性だったら、素敵な人と結婚して、子供がいて、母親になって、子供たちはいい大学いって、結婚、孫がいて、という、そういう人生だけが幸せなんでしょうか?
ドラマの歯科医師は、よく
〜しなきゃいけないのに
いっぱいやらなきゃいけない事あるのに
成長しなきゃいけないのに
といいます。
で、主人公に
それ、本当にやりたい事ですか?
と言われてしまっています
で、泣きながら、歯科医師の女性は
私は愛されたい
とつぶやいています。
こういう、本音と向き合う、自分を好きになるって地味なんですが、とっても大切な事です
そういう事に気付かせてくれる、素敵なドラマです