同い年で仲の良い従妹からメールが届いた
彼女は結婚以来ずっと専業主婦
『家に居て欲しい』と云うご亭主の意見を尊重し、たまに単発アルバイトをするくらいの生活
初めて授かった子供は死産…それ以降は子宮ガンを患い全摘、克服して今に至る
ご亭主は地方公務員…優秀な人だ
一年前に直属の上司からのパワハラにあい、仕事を休みがちに
休んだ後に登庁するとまたネチネチと大声で罵倒するらしい
この上司のパワハラで何人もの職員が鬱を患い休職しているという
この話を従妹から聞いた時、
もう、こんなの暴力と一緒じゃないのよと思った
そうこうするうちにご亭主は塞ぎ込む様になり休職
それでも彼女は何も云わず家計をやりくりしていたと
でも家のローンがある
急な出費もある
コツコツ貯めたへそくりを切り崩していたらしいが当然遣えば減る
『嫁を働きに出さずに食わせて行く』という一種の男のプライド、そこを刺激しない様にして来たがやはりどうにもならないと…
『夫婦とはいえあなたに食べさせてもらった恩がある…今は私の方が元気なので働きに行って来ようと思います…いろいろ思うところはあるだろうけど許してもらいたい』と云ったら、ご亭主は黙って頷いたらしい
20年振りの就職活動…とはいえ、実は彼女には難治性の疾患がある
保険や税金関係の書類等でバレるより最初から『こういう病気がありますが雇ってくれますか?』とオープンにしたらしい
それが仇となって受ける面接全て玉砕
最後に受けた大手の菓子メーカーさんで『希望は契約社員だそうだけどアルバイト契約ならいいよ』と拾ってもらったとのこと
今日、長々としたメールが来たwww
ブランク長い
疾患がある
でも働きたい
挫けず強い気持ちでぶつかったんでしょう
ぶっちゃけた話、彼女の身体が心配だけれど余計なことを一切云わずにご亭主を支えて偉いなと思う
頑張れとしか云えないよね
みんな何かしら踏ん張って頑張ってるんだものね
全部自分の糧になる
私も頑張ろう…