『お惣菜のクオリティが高い』
『ニッチな商品が揃っている』
という噂を聞いてからたまに行く様になった小さな小さなスーパーマーケット
こないだ、精肉コーナーの特売品を狙って行ったのですけれどもね
店内に貼られた年末年始の営業時間についてのお知らせポスターが、
『大晦日は20時まで営業するけど元日から3日までは休むから!宜しくね』みたいなノリでございました
それを見て思ったのですけれども、
昔は三が日丸々お休みする店がほとんどでしたよ
休むところなんて年明けから一週間くらい休むんだから
それが当たり前だったんだものねぇ
元日に通りへ出てみても人気が全く無くてし~~~んとしてて、それが子供にも『嗚呼、新しい年が来たんやなぁ』と思わせる訳ですよ
勿論、車やバイクも通らないしさ
んで、たまに通る車のグリルには小さな注連飾りが付けてあったりすんのよ
昔は車やバイクや自転車にまで注連飾り付けてませんでした?
玄関にも注連飾り
勝手口や裏木戸にも清めの塩を盛って小さなお飾りつけてね
年明け早々お店なんて開いてないからお節やら何やら作り置きして、
みかんも箱買いで
箱の底が見えて来るまで延々とみかん食べてたわよね
掌が黄色くなるのよねぇ(笑)
今はね、
昭和の時代に較べたらそりゃあ便利になったさ
ちっこいのし餅みたいな機械の表面を指でぴぴっとするだけで買物出来ちゃうさ
元日早々いろんなお店が開いてる
つ~か、年中無休のコンヴィニエンスストアなんていう店が有って夜中も灯りが煌々と着いてる
街も賑やか
煩いくらいに
でも、それって有る意味異常だと思うわ
正月三が日くらいは静かに過ごしたい、厳かな気持ちでいたいと思うのは年寄りだけなのかしら
私は昔々から日本人が行って来たしきたりや決まり事をちゃんとなぞって過ごしたいと思うのよねぇ
ニュース番組の中で新年初売りの映像が流れたりするけれども酷いもんだわよ
並んでる若い衆は男女問わず口は半開き、猫背、摺り足で歩いてる…
買物が終わったら駅の構内だろうとビルの前だろうとお構い無しで地べたに座り込んで戦利品を確認し合って友達同士でトレード…
お里が知れますよ
馬鹿に見えますよ
口呼吸はブスになりますよ
毎年こういう光景を最寄り駅でも見るけれど、
そういうのを見る度に思うわ…
『日本はもうおしまいかも』
いや、マジで(微笑)