息子が小5の時、ちょうど今頃の冬の朝のこと。




当時息子は週1ペースで保健室登校していた時。

その日の朝も行く行かないのやりとりの後、学校に行かなくていい事に決まった息子の顔はおだやかだった。

学校に行かなくても、せめてこれだけはやろうねと約束したタブレット学習をそそくさと終わらせて大好きなゲームを始める。

そんなに急いでやって頭に入るのだろうかと疑問だったが、勉強はしている、という気休めが欲しかったのだ、私が。


うちのリビングは東向きで、冬の優しい朝日が差しこみ明るくて暖かい。

心の奥がしんと静まっている、息子のいるこの空間がとても穏やかに感じる。

一緒にいる事で私が安らいでいる事に気づく。

息子と過ごすこの時間が、なんと幸せなことだろう。


息子を愛する事に、何の条件もいらない。
学校へ行こうと行かなかろうと、一緒にいる事でとても幸せなのだ。

その気持ちを忘れないように、その時の風景をたくさん写真に撮りました。
こんな時もあったねっていつか笑って話せたらいいな、と。


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