中1の“息子” が不登校です
中学校には1日も登校していません
発達に少し偏りがあります
1年間息子を見守ってきましたが、
熟考の末、復学支援の道を選びました
選ぶまでの葛藤や その後の心境を綴ります
〚家庭教育〛の対応を、初めて試した時のお話しです。
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不登校が始まった頃、息子には様々な心因性の症状が出ました。
中でも吐き気は手ごわく、日常生活もままならない程でした。
学校を休み続けたら 症状は徐々に落着き、半年頃には家では気にならないぐらいに回復しました。
だけどその後も、不安なときや、外出したときに訴え、吐き気は完全にはなくなりませんでした。
『気持ちわるい』(吐き気) と、息子がひとこと言えば、私は印籠を出されたかのようにひれ伏し、あれこれと息子を気にかけ世話をしました。。
私はそのたび、
息子はまだ完全には良くなってない..
と思って、シュンとました。
が、、、、、
どうやら違いました
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復学支援を心に決めた年末の、ある日。
電車で移動中に、
息子が「気持ちが悪い」と言いました。
私は本で覚えたばかりの〚家庭教育〛を、試してみようと思いました。
私はイチかばちか、
息子を 静観してみました。
一切の助け舟も、いつもの優しい言葉も出さず、
息子と離れた席で、下車駅を待ちました。
下車駅で電車を降りた息子は、、、
「気持ち悪くて、吐きそうだったけど、迎え撃ちして飲み込んだら、大丈夫だった !」
と言いました。
やってやったぜ!ぐらいの表情でした。
息子は自分で考えて、対処することができました。
息子はやればできるんだと、私はその時初めて気がつきました。
それ以来、息子はもう「気持ち悪い」と言わなくなりました。
〚家庭教育〛というものの手応えを感じ、希望を見つけた出来事でした。
ここ数か月の 息子の「気持ちわるい」は、私に心配してもらうための、黄門様の印籠だったのかもしれないなあ、と思いました。
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