中1の “息子” が不登校です
中学校には1日も登校していません
発達に少し偏りがあります
1年間息子を見守ってきましたが、
熟考の末、復学支援の道を選びました
選ぶまでの葛藤や その後の心境を綴ります
『不登校は問題行動じゃない』という、文部科学省の通達があると。
国がお墨付きをくれたように感じて、
ああ良かった〜って、不登校の親の私はちょっと安心しました。
そうだよね?問題じゃないよね!
って、不登校を問題視するのを、やめそうになりました。
文部科学省は「問題行動じゃない」と言っているのであって、
不登校が「問題じゃない」とは一言も言っていないのですが、、
希望的観測で、私は自分の都合のいいように解釈していました。
間違えちゃった...
・ ・ ・
子どもが力尽きて、休息が必要な状態になって、しばらく登校せずに休むこと。
それは実際『問題行動』ではなく、
大事な『療養行動』だと思います。
問題は、療養期間が終ってからです。
うちの息子のように、身体症状が良くなってからも、学校に行かず、ずっと引きこもり状態で、家で元気にゲームして、昼夜逆転して過ごすのは、
やっぱり、
『問題行動』だと思います。
この状態を 回復への順調なプロセスとして、いつまでも見守るのは違うかも、
と私は思って、現在に至ります。
『不登校は問題行動ではない』は、
間違いない言葉ですが、
本人や家族にとって、
長引く不登校は 大きな問題
ということを、見失いかけました。