とくさんが やってきました。

うちの庭の お花を分けてほしいとのことで

挿し木できそうなのを 何本か持って帰ってもらいました。

 

豊年祭に誘ってもらってので 一緒に行くことにしました。

夕方の5時くらいから みなさん公民館に集まりだして

少し山手の 舞台が作られてるところに 歩いていく。

 

受付で お祝いの祝儀袋を渡します。 5000円が相場だそうです。

別に 受付しなくても 見学できます。

とくさんが 何も知らない私に いろいろ教えてくれる。

お葬式の時などは 1000円と決まっていて

四十九日まで 毎週 1000円 持っていく。

でも お葬式だけに行くのなら 3000円。

 

7時から 9時半くらいまで

三線の音楽や歌に合わせて 踊りの演目が 20個ほど。

由緒ある 演芸会です。

 

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謝名の字で 300年とかそれ以上昔から 歌い踊り継がれてきている演芸です。

とくさんも 彼女のお母さんも 踊ってきたのだそうで。

会場には 字の人たちが300人か それ以上いたかなあ。

とくさんの家族や親せきや 同級生に囲まれて 楽しい2時間半でした。

うちのとなりの としおさんが 女装して コミカルな演劇を披露していらっしゃった。

 

中学生以下の子供が出演するときは

誰さんの長男とか次女とか どこの子かの紹介もされる。

 

アヤチ獅子という 獅子舞の操り人形があって 

人が獅子舞をかぶるのではなくて 80cmくらいの 操り人形で 獅子舞を見せてもらう。

 

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よくある獅子舞は 中国の芸能っぽいけど

こちらは 西洋っぽくて おもしろいな と 思いました。

90歳を越えている とくさんのおかあさんも 楽しかったようで

最初は 何も 話されなかったけど

帰るときには うれしそうな顔になって

私の手を取って どうかこれからも仲良くしてくださいと おっしゃってた。

今度の豊年祭あたりで カジマヤーのお祝いの年に なられるのかな。

 

4年に1度の豊年祭。

前回はコロナで中止になったから 8年ぶりの豊年祭だったようです。

字によっては ないところもあるし 毎年開催されるところもある。

 

ほとんど知らない人が多い中に 知ってる人に出会ったりして

この地に なじんできている自分が おもしろいなと思いました。