ずっと気になっていた阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」。
ファンタジーや後宮ものは好きなのに、1作目の導入であまり興味が湧かずそのまま…。それでもおすすめでよく名前を見かけるので、きっと面白いのだろうなとは思っていました。
そんな折、本屋さんで同作家の『皇后の碧』を立ち読み。
ちょうどこの時期、「KUMON」の代わりに地元塾の体験に申し込んだこともあって、つい子育て関連の教育本や脳科学、統計学のオーディブルを聴きまくる日々苦笑
物語に飢えていたこともあり、「せっかくだし、オーディブルで聴いてみようかな」と軽い気持ちで決意。目的の作品はなかったものの、翌週からの通勤時間に「八咫烏シリーズ」を聴き始めました
読み方の工夫
1作目『烏に単は似合わない』を飛ばして、2作目『烏は主を選ばない』から聴き始めることに。
主人公は日嗣の皇子・若宮と側仕えの少年・雪哉。2作目で世界観をつかむと、1作目『烏に単は似合わない』も背景をもとに面白く読むことができました。
- 読んだ順番:2作目 → シリーズ第3『黄金の烏』 → 1作目
- シリーズ第3『黄金の烏』は、1作目の前でも後でも楽しめる印象
- シリーズ第4『空棺の烏』は、雪哉の悪だくみ、それを支える仲間たちの青春時代に睡眠時間を削るほど没入!物語の主軸で謎を残した終わり方でも満足感は高い
- シリーズ第5『玉依姫』は舞台が変わり、女子高生が登場。まだ10分も聴いていませんが、神話を題材にしたシリーズにとっては「エピソード0」のような雰囲気。異世界の謎を解く鍵になるのではと期待しています。この作品から入るのも面白そう。
シリーズの順番(第1部)
-
烏に単は似合わない
-
烏は主を選ばない
-
黄金の烏
-
空棺の烏
-
玉依姫
-
弥栄の烏
※外伝作品(『烏百花 蛍の章』など)もあります。
本来は本編を順番に読むのがおすすめのよう
作品の魅力(公式ページより)
-
日本神話に登場する三本足の烏・八咫烏が、人間の姿に変身して異世界を縦横無尽に駆ける
-
平安王朝風の雅やかな風俗描写
-
魅力的なキャラクターたちと周到に仕掛けられた謎
-
天敵・大猿とのバトルなど、壮大で引き込まれる世界観
阿部智里さんは20歳で松本清張賞を受賞してデビュー。第1部は6巻で完結。第2部も続いており、最新刊は『亡霊の烏』。外伝を含めると既刊13冊、アニメ化もされています。
私の場合、2作目から聴くことで世界観にすっと入れました。多くの人は1作目から問題なく入れると思いますが、導入で興味を持てる作品から入ると、シリーズ本もより楽しめるかもしれません。
今回は、読書の順番を少し工夫することで、物語の面白さをより味わえたように感じました
⊶⊶⊶⊶
◆取組み記録
📚英語
・Kikutankids(初級編):「p. 32-35」
・ORC:「Spots!」🦉🏅
(Level 2 ∙ Reading Tree)
「On the Sand」
(Level 3 ∙ Reading Tree)
🎹ぴあの
・ピアノランドプラス
「ゆめの はじまり」
「ちいさな ゆうき」
「おきあがりこぼし」
・パフォーマンスパーティーB
「ヨーヨーあそび」
「スキップしようすなはまで」
「おにわであそぼう」
・線、間、ドレミ暗唱