【日々の読書】「八咫烏(やたがらす)シリーズ」の読み方/はじめての阿部智里作品 | やさしく、愉しい日々~キナの活動記

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窓から富士山と田園風景が見える東京郊外で暮らすOLです。日常の徒然に加え、娘の英語とピアノの取組みを記録しています。

ずっと気になっていた阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」。


ファンタジーや後宮ものは好きなのに、1作目の導入であまり興味が湧かずそのまま…。それでもおすすめでよく名前を見かけるので、きっと面白いのだろうなとは思っていました。

そんな折、本屋さんで同作家の『皇后の碧』を立ち読み。

ちょうどこの時期、「KUMON」の代わりに地元塾の体験に申し込んだこともあって、つい子育て関連の教育本や脳科学、統計学のオーディブルを聴きまくる日々クローバー苦笑

物語に飢えていたこともあり、「せっかくだし、オーディブルで聴いてみようかな」と軽い気持ちで決意。目的の作品はなかったものの、翌週からの通勤時間に「八咫烏シリーズ」を聴き始めましたヘッドフォン


 

読み方の工夫

 

1作目『烏に単は似合わない』を飛ばして、2作目『烏は主を選ばない』から聴き始めることに。


主人公は日嗣の皇子・若宮と側仕えの少年・雪哉。2作目で世界観をつかむと、1作目『烏に単は似合わない』も背景をもとに面白く読むことができました。

  • 読んだ順番:2作目 → シリーズ第3『黄金の烏』 → 1作目
  • シリーズ第3『黄金の烏』は、1作目の前でも後でも楽しめる印象
  • シリーズ第4『空棺の烏』は、雪哉の悪だくみ、それを支える仲間たちの青春時代に睡眠時間を削るほど没入!物語の主軸で謎を残した終わり方でも満足感は高い
  • シリーズ第5『玉依姫』は舞台が変わり、女子高生が登場。まだ10分も聴いていませんが、神話を題材にしたシリーズにとっては「エピソード0」のような雰囲気。異世界の謎を解く鍵になるのではと期待しています。この作品から入るのも面白そう。

シリーズの順番(第1部)

  1. 烏に単は似合わない

  2. 烏は主を選ばない

  3. 黄金の烏

  4. 空棺の烏

  5. 玉依姫

  6. 弥栄の烏

※外伝作品(『烏百花 蛍の章』など)もあります。

 本来は本編を順番に読むのがおすすめのようニコニコあせる


作品の魅力(公式ページより)

  • 日本神話に登場する三本足の烏・八咫烏が、人間の姿に変身して異世界を縦横無尽に駆ける

  • 平安王朝風の雅やかな風俗描写

  • 魅力的なキャラクターたちと周到に仕掛けられた謎

  • 天敵・大猿とのバトルなど、壮大で引き込まれる世界観

阿部智里さんは20歳で松本清張賞を受賞してデビュー。第1部は6巻で完結。第2部も続いており、最新刊は『亡霊の烏』。外伝を含めると既刊13冊、アニメ化もされています。


 

私の場合、2作目から聴くことで世界観にすっと入れました。多くの人は1作目から問題なく入れると思いますが、導入で興味を持てる作品から入ると、シリーズ本もより楽しめるかもしれません。

 

今回は、読書の順番を少し工夫することで、物語の面白さをより味わえたように感じましたもみじ

 

⊶⊶⊶⊶
◆取組み記録
📚英語

・Kikutankids(初級編):「p. 32-35」

・ORC:「Spots!」🦉🏅

(Level 2 ∙ Reading Tree)

「On the Sand」

(Level 3 ∙ Reading Tree)

🎹ぴあの

・ピアノランドプラス

「ゆめの はじまり」
「ちいさな ゆうき」
「おきあがりこぼし」

・パフォーマンスパーティーB
「ヨーヨーあそび」
「スキップしようすなはまで」

「おにわであそぼう」

・線、間、ドレミ暗唱