最近読んだ賀十つばささんの『ドゥリトル先生のブックカフェ』。
初めての作家さんでしたが、じんわり胸に残る物語でした。
今回もオーディブルで🎧
聞きながら物語に入り込めて、ナレーターさんの声音がとにかくぴったり。
登場人物の感情を繊細に伝えてくれて、「この作品にはこの声しかない…!」と感じるほどでした
物語の軸は、妻の“秘密”に気づいた30代後半くらいの夫婦の話。章ごとに視点や空気が変わっていく構成で、それぞれのエピソードが印象深く心に残ります。
たとえば、フリースクールに通う少女の話。娘を持つ身として思わず真剣に聞き入ってしまいましたが、子ども時代の悩みに共感しつつ、当時の自分にもそっと寄り添ってもらえたような温かさがありました
そして、意想外だったのは、昭和気質の“パワハラおやじ”的な70代男性が登場する章。
つい距離を置きたくなるような人物に、少しずつ見方が変わっていく展開があって、
自分自身の中の“線引き”を見つめ直すような気持ちにもなれました。
📚登場人物たちにそっと寄り添い、ときに小さな転機をもたらすのが、
街角の“ブックカフェ”と、そこに置かれた本たち。
選書を担うのは、店主のドゥリトル先生です。
先生も完ぺきではなく、少し不器用で、でもあたたかい。
そんな人間味ある存在だからこそ、本が人と人をつなぐ場所が自然に生まれているように思えました
スコーンやドリンクだけでなく、本や絵本の紹介もとても印象的で、「こんなふうに、想いやテーマを込めて選ぶのも素敵だな」と感じました。
ふだんの絵本の読み聞かせでも、そんな視点を少しだけ取り入れてみたくなるような一冊でした🌿
⊶⊶⊶⊶
◆取組み記録
📚英語
・Jolly Readers orangeLevel:
「Tips」
・SWR:「Shearing」「Go,Go」
・ORC:「Look After Me」🦉
(Level 1+ ∙ Reading Tree)
「The Dream」🏅
(Level 2 ∙ Reading Tree)
🎹ぴあの
・ヤングビギナー ピアノ プリマーB
「うたうろばさん」「ベースギター」
・みんな知ってる!プレリーディング曲集
「ぶんぶんぶん」(D♭ポジション)
「ひげじいさん」「ジングルベル」
・ピアノランド1
「わたりどり」「ゆうぐれのすべりだい」
「おさるのかごや」「えんそくだ」
・ライン引き「ひこうき」