読んでくださっている皆様、
ありがとうございます🙇


昨年8月に、萩の保健所から我が家にやってきたカイト犬

保健所の情報では(当然の事だと思いますが)健康状態については何も分かりませんでした。
ただ、10才という年齢や飼い主持ち込みという情報から、
もしどこか悪いところがあるのなら早く治療してあげなきゃ病院と強く思っていました。

あいだに入ってくださっていたボランティアさんから、
暑い夏☀️のせいかもしれませんが常にハアハアしているという情報もあり、
もしかしたらフィラリア?という不安も感じていました。

我が家の周辺にはフィラリアの子がほとんどいないため👍
近くの病院の先生方はフィラリア治療の経験がないと伺っていました。
もしカイトがフィラリアなら、
フィラリア治療に慣れている地元の獣医さんにご指導を仰げればという気持ちで、
引き出してくださった地元の"ちびたまのしっぽ愛の会"代表の山下様には、
お忙しい中本当に申し訳なかったのですがお願い
引き出してすぐに地元の病院での検査をお願いしました。

結果、不安的中ぐすん
フィラリア強陽性でしたショボーン


フィラリアは親虫が心臓や肺動脈に寄生して血液循環障害を起こし、心臓が弱ったり腹水がたまったり呼吸困難になったりととても苦しい症状が出て、手遅れになると苦しみながら亡くなってしまうこともあると聞いていました。
ただ、今は早くきちんと治療をすれば陰転できる可能性は十分にあるので、不安はありましたが出来れば経験のある先生に今のカイトの状態にあった治療をして頂き、
陰転を目指そうと前向きに考えました。

自分でも色々調べたり、
フィラリアの保護犬を治療している方に伺ったり、病院の先生にも納得がいくまで説明を聞き、
カイトは「ボルバギア治療」をしながら月1回通年でフィラリア予防薬を飲ませるという治療をしていくことになりました。

診てくださっている先生は、
とても慎重に心臓や肺の検査をしてくださり、レントゲンやエコーや映像などを見ながら丁寧に説明してくださいました。

「ボルバギア治療」は、フィラリアの親虫のエサになるボルバギアを駆除することで、平均5~6年くらいの寿命があるフィラリア虫を早く弱らせていくという治療です。
食欲がなくなったり、吐いたりする子もいるし、死んだフィラリアが血管に詰まりショック症状を起こしたり気絶したりする事もあり危険を伴うとも聞いていたのですが、
カイトを診てくださっている先生は、合わない子はいるかもしれないが直接親虫を叩く訳ではないので、ボルバギア治療によって特に危険を伴ったり食欲が落ちたりすることは心配しなくても良いと思うとの見解でした。

フィラリアの子は、ボルバギア治療をするかしないかにかかわらず、ショック症状が出ることがあるので、
ビブラマイシンというボルバギアの治療薬💊を飲ませる前にプレドニンというステロイドを飲ませて、
ショックが出にくくするとの説明もありました。

飲ませる前はドキドキ😓です。
幸い、カイトは薬を飲んだ後も全く変わらずで、
食欲もいつも通りナイフとフォークグッ
副作用もなく普段通り過ごすことが出来ました🙆

ボルバギア治療はフィラリアの状態によって飲ませ方や期間は違いますが、
カイトの治療方法で、
2年から2年半後の陰転を目指すとのこと。
ただ、陰転しても体はフィラリア前の状態に戻ることはなく😢
内臓や血管にはダメージが残るそうですぐすん

フィラリアは蚊を媒体として感染しますが、
蚊が出る時期に毎月1回予防薬を飲ませることでほぼ100%予防ができます。
いつ罹るか分からない「病気」ではなく、原因が分かっていて予防方法も分かっているので、飼い犬がフィラリアになるのは飼い主の責任だと思いますショボーン
ただ、カイトが10年間暮らしていた地域では、まだまだ外飼いで予防薬など飲ませずに過ごしている犬達が沢山いて、フィラリアになってしまう子は珍しくないと聞きましたぐすん
健気な動物達が予防しないがために苦しんで亡くなる姿を思っただけで涙がでます😢
どうかフィラリアの予防は必ずしてあげてください。お願いします🙇

カイトは一時的ですが時々ゴボゴボと変な呼吸をすることがありびっくり
なに?どうした?大丈夫?もしやフィラリア虫詰まりそう?😱と焦ってしまう私ですが😓
たくさんの方々が心配してくださり助けて頂いた命おねがい
毎日元気に過ごせることを切に願いますお願い

今日もお読みくださりありがとうございました🙇


すべての命が温かいところで眠れますように…


上差しこれは先住犬ココのベッドです💦
小さいでしょ😅