昨年の2月、先住犬ウミ🐕を16才半で虹の橋🌈に送った後、もしまた犬を飼うなら必ずウミが選んで連れてきてくれる、そう思いながら過ごしていました。

介護中のウミが存命中、ウミに向かって毎日呪文のように(笑)言っていたのは
「大好きだよ、ウミ。17才まで頑張ろうね〰️」

ウミは17才の誕生日を迎えることなく虹の橋に旅立ちましたが、
ある日、フォローしているブログに、ウミの17才の誕生日が期限の子🐕が載ってきました。

それがカイトです。

飼い主持ち込み、10才、柴犬風雑種、
処分になるかもしれないことを承諾しての持ち込みとのこと。
それ以外の情報はほとんどありませんでしたが、10年も共に暮らした飼い主に持ち込まれ、おそらく始めてであろう保健所の檻の中で過ごすにしては、あまりにも屈託のない笑顔に、
この子は絶対殺せない…そうだよね、ウミ…
そんな言葉と共に「覚悟」のようなものがわいてきていました。

とはいえ、今の自分の色々な状況を考えると、本当に迎えられるのか、迎えてこの子を幸せに出来るのか、悩み迷い考える日々。
誰かもっと良い条件の人が迎えてくれたら…そんな思いを持ちながらの数日間、そして期限の前日、問い合わせ0のサイト、始めにこの子を見た時の覚悟は?
あるね。

家族にも話し、命を繋ぐ為に保健所との間に入りご尽力くださっている地元の団体さんに問い合わせてみると、
あの笑顔を見て保健所には、心配する電話が沢山あり(本来は業務の支障にもなるので禁止されているのですが)、でも里親希望の挙手は未だないとのこと。

「里親希望ですか?」
「はい」

不思議と、そう答えてからの自分に迷いはなくなっていました。

地元の団体さんに助けて頂き、保健所無事脱出!数日後には我が家へ✈️
のはずだったのですが…

ホッとしたのも束の間、
なんとあの穏やかそうなニコニコカイトくん!引き出してもらったその日の夜未明、繋がれていたリードを噛みきり😓丈夫そうなゲージを壊し😨閉まっていたドア🚪を上手に開け😵預りさん宅から脱走したのです😱😱😱

つづく